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2018/05/21 20:38
ダービーを振り返る1 2000年 第67回東京優駿
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第67回東京優駿(G1)
2000年5月28日 3回東京4日目 サラ系4歳オープン 牡・牝(指)(定量)
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 単勝 | 人 気 |
馬体重 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 4 | アグネスフライト | 牡4 | 57 | 河内洋 | 2:26.2 | 5.1 | 3 | 452(-4) | [西] 長浜博之 | |
2 | 1 | 2 | エアシャカール | 牡4 | 57 | 武豊 | 2:26.2 | ハナ | 2.0 | 1 | 494(+2) | [西] 森秀行 |
3 | 7 | 13 | アタラクシア | 牡4 | 57 | 四位洋文 | 2:26.8 | 3.1/2 | 33.7 | 6 | 500(+6) | [西] 池江泰郎 |
4 | 6 | 12 | トーホウシデン | 牡4 | 57 | 田中勝春 | 2:27.0 | 1.1/2 | 55.5 | 9 | 420(-2) | [東] 田中清隆 |
5 | 1 | 1 | リワードフォコン | 牡4 | 57 | 後藤浩輝 | 2:27.1 | クビ | 81.2 | 10 | 462(-6) | [東] 田中清隆 |
6 | 8 | 17 | ジョウテンブレーヴ | 牡4 | 57 | 蛯名正義 | 2:27.2 | 3/4 | 13.4 | 5 | 468(-4) | [東] 相沢郁 |
7 | 3 | 5 | カーネギーダイアン | 牡4 | 57 | 藤田伸二 | 2:27.3 | 3/4 | 7.8 | 4 | 460(+2) | [西] 松田博資 |
8 | 8 | 16 | プラントタイヨオー | 牡4 | 57 | 小野次郎 | 2:27.5 | 1.1/4 | 209.3 | 16 | 454(+4) | [西] 川村禎彦 |
9 | 2 | 3 | オースミコンドル | 牡4 | 57 | 武幸四郎 | 2:27.7 | 1.1/2 | 53.9 | 7 | 478(+4) | [西] 白井寿昭 |
10 | 7 | 15 | ジーティーボス | 牡4 | 57 | 吉永護 | 2:28.0 | 1.3/4 | 177.3 | 15 | 546(-4) | [東] 吉永正人 |
11 | 4 | 8 | クリノキングオー | 牡4 | 57 | 幸英明 | 2:28.1 | 3/4 | 266.8 | 17 | 452(+10) | [西] 谷潔 |
12 | 5 | 10 | ダイタクリーヴァ | 牡4 | 57 | 高橋亮 | 2:28.4 | 2 | 4.8 | 2 | 492(+2) | [西] 橋口弘次 |
13 | 3 | 6 | タニノソルクバーノ | 牡4 | 57 | 岡部幸雄 | 2:29.3 | 5 | 54.4 | 8 | 468(0) | [西] 島崎宏 |
14 | 4 | 7 | マイネルブラウ | 牡4 | 57 | 横山典弘 | 2:29.5 | 1.1/2 | 103.7 | 12 | 454(+4) | [西] 安藤正敏 |
15 | 8 | 18 | マイネルコンドル | 牡4 | 57 | 伊藤直人 | 2:29.8 | 1.3/4 | 338.6 | 18 | 472(0) | [東] 相沢郁 |
16 | 7 | 14 | パープルエビス | 牡4 | 57 | 石橋守 | 2:30.0 | 1 | 103.2 | 11 | 462(-2) | [西] 境直行 |
17 | 6 | 11 | マルカミラー | 牡4 | 57 | 福永祐一 | 2:30.0 | アタマ | 159.9 | 14 | 420(-4) | [西] 瀬戸口勉 |
18 | 5 | 9 | マイネルブライアン | 牡4 | 57 | 北村宏司 | 2:31.3 | 8 | 149.1 | 13 | 500(-10) | [西] 宮徹 |
払い戻し
-
単勝 4 510 3 複勝 4
2
13210
120
5403
1
6枠連 1 - 2 540 2 馬連 2 - 4 600 2 ワイド 2 - 4
4 - 13
2 - 13350
2,230
1,1202
21
9
今週は競馬の祭典日本ダービー。
そこで過去のダービーを振り返る。
今回は2000年の第67回東京優駿(日本ダービー)についての小話をひとつ…。
この年のダービー馬に輝いたのはアグネスフライト(河内洋)。
2着馬がエアシャカール(武豊)であり、いろいろとドラマが語られているコラムもよく見る。
そのほとんどが念願のダービージョッキーとなった河内洋の事をメインに、後に菊花賞を制し、ここでダービー馬になっていれば三冠馬になっていたとするエアシャカールについて語られているのが多い。番外編としてフジテレビの三宅アナによる名実況についての話もよく目にする。
ただこの日本ダービーでの事で、案外語られていないと感じたの事が一つある。
それは最後の直線(しかもゴール前)で、2着馬エアシャカールが外に斜行している事である。
しかもレース後審議対象となり、短くはないそれなりの時間の審議となったはず。
当時の映像は現在でもいろんなところで見ることが出来るが、パトロールビデオのような映像はあまり見ることが出来ないと思われる。ただ当時のTVでレース直後に見たエアシャカールの斜行は想像以上のものだった。
イメージとしては2013年安田記念の最後の直線であったロードカナロアの斜行に似ている。
ただ当時のエアシャカール騎乗の武豊は、右ムチから左ムチに持ち替えて打った直後に外にヨレ始めた為に、すぐさま右ムチに持ち替えている。すでに外には勝ち馬アグネスフライトが迫っているので、右の肩ムチを連打して必死に修正を試みているが、修正しきれず外に斜行したままの状態でゴール。
今でもたまに見かけるが、斜行しているのに延々ムチを打ち続ける騎手、当時はまだ居たと思われるムチの持ち替えも満足にできない騎手とは違う。
しかしながら、これにより勝ち馬アグネスフライトはゴール前でエアシャカールに体当たりを何度も受けながらゴールした訳で、それでもハナ差でねじ伏せた事実があって当時は最強のダービー馬と言われた…はずである。
タラレバの話でいくと、もしアグネスフライトがハナ差でも差し切れていなかったら…というのがある。こうなると当然エアシャカールの斜行についての審議が問題になる。
まぁ今のルール上でも完全にセーフ。前述の2013年安田記念のロードカナロアでさえセーフなのだからこれは当然。ただ当時の厳しいルール上だと、審議の結果エアシャカール降着、アグネスフライト繰上げ優勝という事も全然ありえたと思う。
日本ダービーで1着入選馬が降着という事件で記憶され、汚点…とまで言っていいか分からないが、日本ダービー史に刻まれた可能性は高かったであろう。
その2000年の日本ダービーのレース後、武豊は兄弟子でもある河内に対して「直線ですみませんでした」と謝罪したところ、河内は「勝ったからエエわ」と返したと伝え聞く。
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羽柴秀長さん
ブライトさん、いいね!ありがとうございます。
言われてみれば2000年の出来事でしたね。ラガーレグルスの件は。
しかしあれを事件って言っちゃっていいのだろうか…という疑問も(笑) -
ブライトさん
そう言えばこの年の皐月賞でしたね。
ラガーレグルスのゲート事件って。
あれが無ければ佐藤の哲ちゃんもダービージョッキーの可能性もあったのかな?なんて思ってしまいます。 -
ブライトさんがいいね!と言っています。
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羽柴秀長さん
セイラーさん、いいね!ありがとうございます。
毎度の事ながら昔の話ですみませぬ…。
私も現行のルールは未だに馴染めません。
注目されるG1では騎手も格式高さを認識して頂いて、騎乗にも誇りをもってほしいですね。
やったもん勝ち…そんなレースは見たくないですから。 -
セイラーさんがいいね!と言っています。
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セイラーさん
知りませんでした。まだ、何となく競馬を見ていた時期(馬券買えない)だったというのもあり。
今のルールだと、やったもの勝ちだから(騎乗停止にはなるが)今後の大レースでもそういったことは発生するかもしれませんね。
昔のルールのほうが、個人的には好きですが難しいところがありますね・・・。