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2018/04/02 21:35
大阪杯 2018 回顧
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | タイム | 着差 | 人 気 |
単勝 オッズ |
厩舎 | 馬体重 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | 15 | スワーヴリチャード | 牡4 | 57.0 | Mデムーロ | 1:58.2 | 1 | 3.5 | (栗東)庄野 | 516(-4) | |
2 | 3 | 5 | ペルシアンナイト | 牡4 | 57.0 | 福永 | 1:58.3 | 3/4 | 6 | 16.3 | (栗東)池江 | 482(0) |
3 | 4 | 8 | アルアイン | 牡4 | 57.0 | 川田 | 1:58.4 | 1/2 | 2 | 3.6 | (栗東)池江 | 516(-6) |
4 | 2 | 3 | ヤマカツエース | 牡6 | 57.0 | 池添 | 1:58.6 | 1.1/2 | 10 | 38.5 | (栗東)池添兼 | 518(-4) |
5 | 1 | 1 | ミッキースワロー | 牡4 | 57.0 | 横山典 | 1:58.7 | クビ | 5 | 12.3 | (美浦)菊沢 | 474(-10) |
6 | 7 | 14 | ダンビュライト | 牡4 | 57.0 | 浜中 | 1:58.8 | 3/4 | 8 | 20.1 | (栗東)音無 | 482(+8) |
7 | 1 | 2 | サトノダイヤモンド | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭 | 1:59.2 | 2.1/2 | 3 | 4.0 | (栗東)池江 | 508(+2) |
8 | 5 | 9 | トリオンフ | セ4 | 57.0 | 田辺 | 1:59.2 | クビ | 7 | 19.4 | (栗東)須貝 | 532(0) |
9 | 3 | 6 | スマートレイアー | 牝8 | 55.0 | 四位 | 1:59.3 | クビ | 11 | 69.0 | (栗東)大久保 | 474(-2) |
10 | 8 | 16 | メートルダール | 牡5 | 57.0 | 松山 | 1:59.3 | ハナ | 14 | 249.1 | (美浦)戸田 | 470(-12) |
11 | 6 | 12 | ヤマカツライデン | 牡6 | 57.0 | 酒井 | 1:59.5 | 1.1/4 | 15 | 259.3 | (栗東)池添兼 | 540(-4) |
12 | 6 | 11 | ウインブライト | 牡4 | 57.0 | 松岡 | 1:59.7 | 1.1/4 | 9 | 37.0 | (美浦)畠山 | 468(-6) |
13 | 2 | 4 | シュヴァルグラン | 牡6 | 57.0 | 三浦 | 1:59.7 | ハナ | 4 | 9.2 | (栗東)友道 | 470(-4) |
14 | 7 | 13 | マサハヤドリーム | 牡6 | 57.0 | 北村友 | 2:00.0 | 2 | 16 | 555.7 | (栗東)今野 | 478(+12) |
15 | 5 | 10 | サトノノブレス | 牡8 | 57.0 | 幸 | 2:00.1 | 1/2 | 13 | 107.8 | (栗東)池江 | 510(0) |
16 | 4 | 7 | ゴールドアクター | 牡7 | 57.0 | 吉田隼 | 2:01.9 | 大 | 12 | 80.6 | (美浦)中川 | 472(-18) |
払い戻し
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単勝 15 350円 1人気 複勝 15
05
08150円
310円
140円1人気
5人気
2人気枠連 03 - 08 2,410円 9人気 馬連 05 - 15 2,930円 12人気 ワイド 05 - 15
08 - 15
05 - 081,020円
300円
640円11人気
1人気
6人気馬単 15 → 05 3,750円 14人気 三連複 05 - 08 - 15 2,780円 6人気 三連単 15 → 05 → 08 17,450円 48人気
スワーヴリチャード1着 調教○ 発馬イマイチで後方からの競馬。内に潜って直線勝負か…と思われたが、向こう正面も大分過ぎたあたりで突如まくりに出て3角では先頭に。しかしここから不思議なほどピタリと折り合って、4角から直線にかけては絶好の手応えで迎える。直線はラチを頼るようにインを通り、後続を突き放しにかかってそのまま押し切って優勝。
誰がどう見ても鞍上の絶妙な乗り方が功を奏したレース。ペースが思った以上に上がらないと判断し、向こう正面で外から一気にポジションを上げに行ったのは好判断だが、まぁこういうレースは過去にヴィクトワールピサでドバイWC、有馬記念でも同じようなことをデムーロ騎手はやっている。今回本当にすごいのはここから先。
3角までに先頭に取り付くとここで一息入れるようにペースを緩め、しかも今度は外から内に入れて絶好の位置を確保したのである。これは内にモタれる悪癖を最小限にする為に取った策であることは明白だった。その後4角から直線にかけては内ラチ沿いの進路を確保。この時点でスワーヴリチャードの勝利は確定していたのかもしれない。
今回は手前も替えていたのでコーナーでも楽をしているから、直線も苦しくもならない訳であり結果スワーヴリチャードはモタれる面は見せていない。今回はこの馬の完勝と言っていいのだが、今回のような戦法が上手く嵌ったから…という見方もできる。後方待機策で3角から外を捲るように進出してていても手前をキッチリ替えたのだろうか?ラチを頼っていなかったらモタれていなかったのだろうか?。これは今後この馬が右回りコースで出走する度に議論の対象になるだろう。
ペルシアンナイト2着 控える形で中団のインからの競馬。4角までジッと我慢して、進路はあくまでイン狙いのように見えた。直線外目に進路を見出すとようやくゴーサイン。道中やや行きたがる素振りはあったが、4角まで本当に無駄な動きは一切していない。これが功を奏したか、直線は追い出されてすぐは反応が悪かったがエンジンが掛かってからはいつも通りの鋭い脚を見せ、ゴール前でアルアインを捉えて2着。インで我慢して直線勝負。これがこの馬にとっての理想の競馬なのだろう。
アルアイン3着 重○調教○ 好位追走の形だったが、誤算は向こう正面でゴールドアクターが好位に取り付いて完全に外に壁が出来てしまい、馬群に包まれて動くに動けない状態。勝負所でも前のダンビュライトが動こうとしないから3角まで待機するような感じに。3角過ぎでようやくダンビュライトが外に進路を取ったのを機に空いた内目に突っ込むも、もう目の前には勝ち馬が絶好の手応えで追い出しを待っていた。この状態ではもうすでに勝負あり。直線勝ち馬を追いかけるようにインから伸びを見せたが、最終的には追いつけず。さらにゴール前で甘くなったところを2着馬に交わされて3着。確かに動くに動けなかったのは響いただろうが、もう少し積極的な動きを見せてほしかったとも思う。
ヤマカツエース4着 中団のインでジッと我慢。我慢に我慢を重ねて4角ではなんと後方2番手まで下げるが、ここから直線盛り返して4着。近走直線での伸びが甘い感じがあったので、ここまで貯めにレースをしたのだろう。上り3Fは2着馬と同じ33.7秒だった。しかし…今回も最後の1F伸びを欠いているように見えた。上位3頭はG1馬なので仕方ないとは言えるが、この馬にとってもG1の壁は厚いという事を再証明しちゃった感じも…。
ミッキースワロー5着 重○ 後方のインからの競馬。勝負所から外に回して進出。4角から直線も大外に回して追い込んだが最後の1Fで脚が止まった。勝負所から外々を回して進出した時には馬群のペースが一気に上がったときで、このタイミングで強気に外を回したのでは流石にキツイだろう。それでも上位に来た馬とのコース取りの差を考えると、着差ほどの能力差は無いと見る。
サトノダイヤモンド7着 好位の直後の内目を追走。勝負所で外目で馬が動いて行ってもジッと我慢。3角では行き場を失い、4角でようやく外に持ち出し直線も大外に出すもほとんど伸びず。勝負所で包まれずにスムーズに上がっていけたら…とも思うが、あの展開であの位置取りになった時点で勝負にならないだろう。それよりも直線の伸びのなさは、想像以上に重症(精神面の?)の可能性があり心配だ。
シュヴァルグラン13着 好位追走だったが勝負所では早々にムチが飛ぶなど置かれ気味。4角でも果敢に外から仕掛けていくも直線前半ですでに脚色に余裕は無かった。やはりと言うかここは叩き台か。まぁ今回の2000mを使ったおかげで次回の天皇賞春では行きっぷりも良くなるだろうが…。
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羽柴秀長さん
ブライトさん
仰る通りヒシミラクルと同じように考えてもいいかもしれません。
さすがに結構昔の話なので前後の事情は忘れてますが、阪神大賞典→大阪杯→天皇賞春のローテでした。
その天皇賞では捲るように進出して勝ったのですが、あのズブい馬があんなに動けたのは2000mの天皇賞を使ったからという見解だったと思います。
ただヒシミラクルとは違ってシュヴァルグランは普通に人気にはなりそうですけどね。 -
羽柴秀長さん
ぷんさん
私の見解なので本当のところはどうか分からないけど、でも今回の件に関してはプラス解釈でいいと思いますよ。 -
ブライトさん
途中で口を挟んで御免なさい。
便乗で質問です。
シュヴァルの大阪杯叩き台は、昔のヒシミラクルと同じと考えてもいいのですかね? -
ぷんさん
とっても参考になりました!
さっすが秀長さん!
僕も今回の大阪杯ではぜんぜん期待はしてなかったのですが、あの枠でここまで負ける!?とちょっとびっくりしてしまい。
なるほどー。そうかー。2000から3200ってえらい違いやと思うので謎でしたが。プラスで解釈できるんですね。
今から楽しみですね天皇賞! -
羽柴秀長さん
ぷんさん
いつもコメントありがとうございます。
こういう結果が出てから言うのも何ですが…
シュヴァルグランは今回のメンバー間の対戦実績では上位でしたが、阪神の2000m内回りで好走する要素はほとんど無かったと見ています。まぁ勝ったスワーヴリチャードも似たような見方をしていたのでちょっとアレなんですが…。
ただ今回のボロ負けはある意味好都合かもしれません。
これだけ負けたら天皇賞春では人気も落ちそうですし、そして何よりも…2000mを使った後の3200mですからね。こういうローテって普通なら掛かってしまう心配があるのですが、この馬の場合は逆に行きっぷりが良くなる方が都合がいいと見ています。根本的にステイヤーだし、次回はプラス要素しかないと思われます。あくまで現時点での感想ですけど。
私の願望はとにかく出来るだけ人気が落ちてほしい…ただそれだけです。 -
ぷんさん
よっ!待ってました!
シュヴァルグランはどうでしょうか。
枠番がとてもよかったので、叩きとわかっていてもそれなりに来ると思ったのですが。ここまで惨敗だと天春にも少し疑問を抱いてしまいます。 -
ぷんさんがいいね!と言っています。
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セイラーさんがいいね!と言っています。