ファルコンＳ　2018

ムスコローソ　　1400ｍは【2.0.1.0】の成績で、しかもすべて左回りコースでのもの。前走は出負けが影響した3着という印象。今回もこの最内枠だし発馬五分が絶対条件とも言えそう。

モズスーパーフレア　調教◎　前走の萌黄賞で鮮やかな勝ちっぷり。ただ現状は小倉のような直線平坦コース向きの印象もあり、直線坂のある中京と距離延長という条件となると…。ただデキは相当良いので勢いで克服の可能性は僅かにあるかも。

アシャカデッシュ　前走は10着敗退も勝ち馬とは0.6秒差。元々ダートで勝ち上がった馬だし、3歳限定戦とはいえ芝の重賞となると現状では厳しそうだが。

テンクウ　調教○　2走前のサウジアラビアRCで4着。この時の上位2頭が朝日杯ＦＳの1〜2着馬だから、対戦実績からするとこのメンバーでもかなり上位。久々と距離短縮がどう出るかがポイントではあるが、大きく崩れる要素は見当たらない。

カイザーメランジェ　前走の黄梅賞では後方から大外をブン回して差し切る競馬。1400ｍに実績は無いし、時計勝負となると分が悪そうな感じはあるが、展開嵌れば…というところか。

ドラグーンシチー　重○　中京コースに実績があるのは強みだが、現状1600ｍでも1800ｍでも時計的にやや遅め。今回は1400ｍだしスピード面で不安を残す。

アサクサゲンキ　調教○　朝日杯ＦＳでは勝ち馬から1.5秒差の10着。1400ｍでもギリギリの距離のように思えるが、立ち回りと展開次第では。

フロンティア　重○調教○　朝日杯ＦＳでは勝ち馬から1.1秒差の8着。デビュー後2戦は左回りで連勝し、新潟2歳Ｓも制した馬。左回りと立て直された効果で浮上の余地は十分にある。

ダノンスマッシュ　朝日杯ＦＳは出遅れがすべての5着。本来の競馬が出来なかったが、後方から脚を伸ばして5着は地力の表れ。1400ｍは【2.1.0.0】と得意の距離にしており、このメンバー相手なら勝ち負けは期待できそう。後は休み明けの分だけ。

ミスターメロディ　ダートで成績を残してきた馬。しかしダートでもスピードのある所を示しているし、左回りの1300〜400ｍは【2.1.0.0】の成績。初芝もちょっとした怖さはある。

アンブロジオ　　前走のクロッカスSは最内を掬われた様な格好になって2着。左回りに実績はあるし、前走1400ｍでしっかり結果を残した意味は大きい。今回も少し外目の枠もいい方向に向けば。

ヒシコスマー　重◎　近走結果が出ていないが、元々ムラ駆けの馬。今回はブリンカー着用という事でこれが良い方向に出て、見事に嵌るようなことになれば…。

タイセイアベニール　重○　前走のマーガレットSは0.2秒差の4着。今回は初距離の1400ｍとなるところがポイントではあるが、相手なりには知れそうな感じはあるので。

ダークリパルサー　調教○　ダート路線からの転戦組。ダートＧ1を制したエスポワールシチーの弟という血統からは芝では？がつく感じだが、ダートでもスピードはあるしデキそのものは結構良さそうなので…。

タイセイプライド　デビュー後2戦は左回りの1400ｍで2連勝。前走は昨年末のクリスマスローズSでは1200ｍでも快勝しており、スピードではこのメンバーに入っても引けを取らない。あとは休み明け初戦がどう出るか。

エールショー　1400ｍを中心に使われてきているが、今回のメンバーの中に入るとスピード不足の感あり。自力でどうこうできる感じの馬でもないので、すべては展開次第か。