金鯱賞　2018

ヤマカツエース 重○　前走有馬記念は好位追走も、直線は勝ち馬キタサンブラックには突き放される一方だった。今回は若干相手関係では楽になるし、中京2000ｍは得意している舞台。コース替りと距離短縮で巻き返しを狙う。

メートルダール　調教◎　前走中日新聞杯で重賞初制覇。決め手はあるし、前走と同条件のレースというのも良い。デキも良さそうだし元々が休み明けも苦にしないタイプ。あとは今回のメンバーとの力関係だけ。

ブレスジャーニー　前走有馬記念は12着敗退も、直線の不利に加えて距離も少し長かった印象。立て直された今回は2走前のチャレンジＣの内容を見直されてもいいはず。後は相手関係だが、2歳時にスワーヴリチャードを降した実績もある。得意としている左回りでさらに前進を。

サトノノブレス　重○調教○　昨年は海外遠征もあり目立った成績を残せず。ただ今回の中京2000ｍはかなり安定して走っている馬。休み明け初戦ながら仕上がり具合は良さそうな雰囲気。重賞実績はダントツなだけに、今回の相手でも軽視禁物か。

サトノダイヤモンド　重○調教○　昨年秋は海外遠征も結果出せず。今回は帰国初戦ではあるが、一昨年の菊花賞、有馬記念勝ち馬としてはここでは負けられないところ。だが休み明けがポイントになりそうで、陣営の発言からも叩いてから…の意味合いが強そうなところが気になる。

ダッシングブレイズ　前走は決して得意とは言えない小回りのレースで4着とマズマズの結果を残した。今回は得意の左回りコース。さらに有力馬のほとんどが休み明け初戦に対して、こちらは叩き2走目の上積みも見込めるのは強み。ただ2000ｍという距離は少し微妙で…。

デニムアンドルビー　前走は展開的にやや不利な内容で、しかも向こう正面から動いていく競馬。それでも0.3秒差の7着と健闘。ジックリ構えて直線勝負に徹した時が怖い。

アクションスター　近走は1.0秒差以上の2桁着順続きで、現状では推せる材料が皆無に等しい。しかもここは別定戦では…。

スワーヴリチャード　有馬記念では直線内にモタれて複数の馬に不利を与える内容となったが、この一件だけでも右回りは得意でないことが伺える。ただその状態でも3角過ぎからのスパートで結果は0.2秒差の4着は凄すぎる。やはり持てる能力は相当高い。今週の調教は目立たないが、先週は一番時計をマーク。特に左回りに戻るなら不安要素は殆ど無いだろう。