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2012/03/12 21:22
今夜は月がない。
だから星空が美しい。
しかし、月夜は月夜で三日月だろうが満月だろうが、風情がある。
人は「自然」に畏怖を覚えるが、心を癒され
る。何事も表裏一体、諸行無常を謳った平家物語は、名著にちがいない。
今夜、19時ごろの星空は、金星と木星が寄り添って、金星の明るさが際立っていた。目を転じれば、赤い火星も美しく輝いている。いずれも惑星。惑わす星。
地球が 太陽の周りを回っていることを知らなかった先人は、他の圧倒的多数を占める星ぼしと全く違う動きをする明るい星をそう名づけた。
恒星の中で最も明るいシリウスも金星、木星、火星に比べれば普通の星に見えるもの。そういうことだ。
性質は全く違う。
自ら輝いている星と地球に近くで太陽の光を反射している星。
物事の本質と見た目のギャップ、今夜、星空を眺めながら、そう思った。
競争馬が好きになって、ステイゴールドの魅力に取り憑かれた。
ドリームジャーニーがGIを勝った時、遂にこの日が来たと思った。オルフェーヴルがダービーを勝った時もそう思った。
ステイゴールドは競争馬として、国内GI を勝てないままだったけれども、本質的には、日本の競馬史上、稀にみる能力を秘めた馬だと思っている。
それは第二第三のオルフェーヴルが現れることで証明されるのではないかと思う。
普通に回ってくれば、国内にオルフェーヴルに先着できる馬はないだろう。
普通でなかったダービーと有馬記念を勝ってしまったのだから。
衝撃のラストランを飾ったステイゴールド。
我関せずと舌を出す君は世界的名馬と称されるにちがいないと思っているのだが。