宝塚記念！!！過激に歌劇!?

いよいよ宝塚記念ですな。
今さらのことですが、阪神競馬場は兵庫県宝塚市にございます。そして続く町名が｢駒の町｣というのですから念の入ったことで(笑)。
さて、妄想ステイゴールドの元には今週なら、ドリームジャーニーとナカヤマフェスタが、こんな感じで訪ねてくるのでは？

｢父上様！いよいよ宝塚記念です！｣
｢ななな何やおまえら、その馬装は!?｣
｢父上ならお分かりでしょう｣
｢ジャーニー、おまえ牡馬(おとこ)のくせに、それはまさかスカーレット･オハラか？｣
｢さすが父上、よくお分かりで｣
｢あﾞあﾞあﾞフェスタ、その口髭はレット･バトラーのつもりか？(クラッ)｣
｢宝塚といえば歌劇ですから。我ら一門にとって宝塚記念は特別なレースです。父上産駒が出走となれば応援にも力が入るというもの！｣
｢まぁ、おまえら二頭(ふたり)とも優勝しとるしな｣
｢それだけではありません！父上にしてからが四年連続して出走なされて、全て掲示板確保、いずれも人気を上回る着順という素晴らしいご成績！父上の執念あってこその我々の勝利だったのです｣
｢そんなレースにジャーニーさんの弟君オルフェーヴルと我が同冠名にして後輩のナイトが出走ということなのですよ？これを因縁、運命(さだめ)と言わずして何と申しましょう！｣
｢まぁ確かに感慨がないとは言わんが｣
｢そもそも父上、何故あんなに宝塚記念にご執着だったのですか？｣
｢いや、それはたまたま…｣
｢おとぼけを。父上は歌劇団マニア、激烈ヅカファンなのでしょう？｣
｢え？そ、そんなわけ……｣
｢お隠しになっても、マルっとお見通しですよ？父上の立ち居振舞い、踊るような前趾の跳ね上げ、あれは明らかに…｣
｢あ〜もうええ、その通りや。そやから宝塚記念は結構マジで走ってんや｣
｢我々も同じです。宝塚記念を勝つことができたのは父上のおかげです！｣
｢まぁそない言うてくれると有難い｣
｢されば父上、我々はこのあたりで失礼いたします。ごきげんよう！｣
｢……あ〜あ、あいつら、言うだけ言うたら、風と共に去りよった｣