オルフェーヴルへの父からの愛……(笑)

「もしもし、オルフェくん？凱旋門に続き、わざわざ二着おめでとう。父は嬉しいぞ」
「……またそんな心にもないこと。あほんだら!ボケ!!言いたいんやろ？」
「そんなことあるかい。まぁ、正直なとこ、フェノくんにまたまた二着かい!?って突っ込みたかったいうのはあるけどな。キミが１人気で二着いうのは、それはそれでキミの父思いを嬉しく思わんではないな」
「……いけずにしか聞こえへんねんけど」
「ほな、勝つつもりやったんか？凱旋門でもJCでも負けたんは女の子やね。このへん、どやの？」
「ど、どやの言われても、ソレミアは道悪の妖怪やったし、ジェンティルはマジで妖怪やっただけのことで……」
「そうか？おまえ、ジェンティルに接触されて嬉しかったんちゃうんか？」
「まま、まさか…ははははは」
「まぁええわ。なんや、気の毒やけど、誰に似たんか、おまえ丈夫そうやから、有馬記念も走らなあかんようになりそうやな。そこでまたシップくんの二着になるようなら、クラッシック三冠馬にして二着キャラという前代未聞の称号がキミのもんや。羨ましいぞ」
「…………リヤンド〜!!衝撃のデヴューで兄ちゃんの負担を軽くしてくれ〜!!」
「ええ加減にしなさい」
「どっちが!?」