武豊騎手ファンの方々へ 何気なく、いつ

武豊騎手ファンの方々へ

何気なく、いつも読んでいるブログがあります。
今日もその『スポーツナビ』というブログに目を通しました。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/keibanosinzui/article/5#

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ここを読んでほしい。
我々、武豊ファンなら　きっと感動するはず。

よくわからないけれど皆に読んでほしくて
一部転載させていただきました。


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先日前人未到の通算3600勝を達成した武豊。


　2013年、キズナと共に競馬の頂点に戻ってきたのが天才。競馬というものに触れる上で欠くことのできない、非常に重要な騎手です。


　　武豊が天才と言われている所以には前者である「加速扶助」の能力がずば抜けているからだと分析している。


　武豊の特徴として、やはり３?４角を馬なりで上がってくる、或いは捲りが非常に上手い。競馬ファンにはそういった印象が強く映っているのではなかろうか。これは馬が強いからできた芸当と思われていたが、近年馬質が明らかに落ちた時でも武豊は勝負どころ（加速の流れ、概ね３角?直線入りの部分）では見せ場を作っている。もちろん最後は甘くなってしまうが、馬質が落ちても要所の動きに関しては一瞬おやっと思わせる走りを見せている。


　ここからも、やはり武豊の最大の武器は加速扶助にあると考えるべきだろうと思っている。例えば、になるが小倉記念のメイショウナルトの３角手前内からの動き出しというのは実に神懸り的だった。武豊の武器は動きたいタイミングでスッと動かせるところにある。また、ジャパンカップのローズキングダムでは一度ヴィクトワールピサに挟まれる不利を受けてから、更にブエナビスタに前をカットされ減速している。普通の騎手ならそこで終了だが、そこから再び加速させて伸びてきてヴィクトワールピサに先着の２位入線（ブエナビスタ降着で１着）しているように、武豊のアクションは余力が残っている馬に対しては非常に有効であるという分析だ。

　
　ドラマでもこれほど出来過ぎた逆境はあるまい。内側の人間に対して武豊が弱音を吐いたことはあるかもしれない。しかし、少なくとも外に対してそれを大きく見せるようなことはなかった。何とかして「若造には負けられん」という気迫を見せてきた。そして、そんな武豊を拾う神もたくさんいた。ノースヒルズの前田氏、そして何と言ってもメイショウの松本氏だ。


　武豊は再び這い上がってきた。そしてキズナでダービーを制したとき、「僕は帰ってきました！」と高らかに復活宣言をあげた。非社台生産馬、前述のノースヒルズ生産のキズナで社台、ノーザンの並み居る強豪たちを撃破した。我々凡人の考えなら「見たか社台！」とでも思ってしまいそうだが、恐らく武豊の頭の中は


「この舞台に帰ってきたので、また良い馬を預けてください」


　なんだろうなと思う。彼は生粋の競馬オタクなんだ。そして、その舞台の中心に居座るためには、時には激しく憎悪し、また激しく執着する。この男の貪欲さは凄まじい。しかし、それは他力本願な部分に関してだけではない。このような厳しい状況に立たされたとしても、それを受け入れて、そこから這い上がってくるほどに自分にも厳しい。


　ちなみに、自分は昔当然のように「アンチ武豊」だった。これは人格的なものではなく、競馬を深くやっていくうえでほとんどの人が必ずぶつかる壁と言っていい。馬券を買えば買うほど武豊が嫌いになっていく。儲からないからだ。しかし、彼は競馬ファンに儲けてもらうために競馬をやっているわけではない。勝つためにやっている。勝つために最善の策は、一番強い馬に乗ることだ。彼はそこに対して一切妥協をしていない。彼は本当に競馬に真摯に向き合っている。その人に対して、「強奪」という言葉を使ってほしくない。


　若かりし頃、キングヘイローの高松宮記念制覇の時に号泣したのを最後に競馬で泣くことなどなかったが、ダービーでエピファネイアを差した時の武豊の澄ました差し切りを見た瞬間、自然と涙が流れた。


「役者やわ…」



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以上です。。。
私も涙が溢れました。