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2013/06/17 18:48

ニゲロオッカケロ

いつの頃からだろう、公営競馬のレースがどんな距離、馬場でも先行、番手差しが好位置なんだと認知されたのは?
「先行差し。」
これが流行りだしてから胆の据わった逃げ馬も、逃がし屋 もいなくなったなぁって寂しくなる。
シルポートが創り出す独創的な逃走も、加齢のせいか厚みが無くなって、「先行差し。」馬のエスコート役になるだけ。

多分、前差しってのは競争馬にとっても負担が少ないし、ラップタイムを調教していく面でも良しなんだと想像は出来る。

6/16、阪神9R, 「皆生特別
プリムラブルガリスは逃げたかった。ただ、逃げたかった。追い込みなんかじぁない、決め手をはかる場所がないまま、路を探して、逃げて形が追い込みになっただけ。
後ろから追ってくるリフトザウイングススズカアンペールの気配から一完歩でもいいから逃げたかった。
乗り役も含めて、決め手として「追い抜き逃げ」だ。なんか、かっこよかった。

本気の逃げ屋がいて初めて追っかける醍醐味が生まれる。
晴れ渡る大空のしたで メジロパーマーはただひたすら逃げたし、レガシーワールドは本気の、渾身の鬼ごっこをやってみせた。
「逃げ馬」と書いて「メジロパーマー」と読む。
94´日経新春杯、60・5を背負いながら、逃げを完遂させた馬の魂が6/23
宝塚記念でシルポートの逃げ屋魂を揺さぶり起こして欲しい。

そして、ユニコーンS で、3才ダート2戦目のじゃじゃ馬娘サウンドリアーナは競争馬として生きていくみちを、道しるべを追い抜く術を微かに見いだしたと思う。
府中の長い直線なんか意に反さず、首をキコウの先からしっかりたたんで、限りなく空気抵抗を減らして、見据える先は自分の視界に入る全て、馬、ゴール版、その先にいる自分。
もうブレる必要も、迷う必要も、臆する必要もない、もう腹は据えた。直向きに追え!追っかけてりゃ色んなものが掴める、見えてくる。

そして、その心意気は宝塚記念で分厚い壁を壊しに向かうトーセンラーにも繋がってくれると信じてます。

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