昔、やんちゃな高校生だった頃、先輩とトラ

昔、やんちゃな高校生だった頃、先輩とトランプの賭けポーカーをやっていたとき、先輩がロイヤルストレートフラッシュとゆー最強の役を揃えてきて「何イカサマやってんすか！！」と怒ったら、「トランプなんだから、条件が合えば揃うんだよ！」と逆ギレされ、その十数年後、自分自身が麻雀でハイテイから国士無双で上がったとき、不思議と落ち着いていて（あ〜、これが必然的ってことなのかなぁ〜）と感じた事を、京都11Rエリザベス女王杯で寒風雨吹きすさぶ中、栗色の柔らかい曲線を持つ馬体のレインボーダリアが 全身を躍動させながら、淀のゴール板を一番で突き抜けた時、思い出しました。
「トランプなんだから、揃うときは揃うんだよ」
父ブライアンズタイム、母父 ノーザンテースト
洋芝に強く、荒れた馬場でも踏みが利く、
器用さはないがスタミナの溜めが利く。
雨。道悪。外枠。強い先行力のある目標馬がいる。
豊富な稽古とレース経験。穏やかな気性と内に秘めた負けん気。
二ノ宮厩舎。
そして、柴田善臣。
ロイヤルストレートフラッシュ完成。
跳ね挙げた土で水玉模様になった流星を誇らしげにふるダリアは、けしてフロックではない、たゆまない努力と周りの人々の 献身的な支えと優しさで女王の座を勝ち得た、正真正銘のG1ホースです。本当におめでとう、そしてお疲れさまでした。
君の事が大好きです、ゆっくり休んで、また君が架ける虹が見たい。ありがとうダリア！