安田記念

心配された道悪馬場は回避出来、良馬場でレースが開催されるようで何より。しかし、開催が進んでおり、パンパンの良馬場ではないだけに、ある程度早い時計で走れつつ、パワー（スタミナ）がある馬が浮上する。6歳以上が多い事が特徴的な今年の安田記念。若いモーリス(出遅れ)、ミッキーアイル(気性面)はまだ成長途上、逆に6歳以上はピークが少し過ぎてはいないかという懸念材料がある。そこで数少ない5歳馬(ピーク)から本命を抜擢。
本命はレッドアリオン。
前走のマイラーズカップは外枠からずっと外をまわる距離損がありながら、正攻法で押しきった内容は非常に評価出来る。今回2人気フィエロはずっと内をまわっていたにも関わらず、先着した点、今回自信を持ち、レースに臨める。過去に準OPとはいえ、阪神1800を快勝しており、スタミナ面は心配無し。
今、思えば3歳NHKMCで出遅れながらも4着に追い込んだ脚は本物といえる。23歳の川須に2年前のNHKMCの出遅れは経験値が乏しく、致し方無いといえるが、乗り代わりの悔しさを経験し、またレッドアリオンの騎乗チャンスをゲットし、二連勝。この馬は出遅れ癖もあるが、途中で集中力を欠く傾向があったが、最近は出遅れも無く、むしろ好スタートから道中もスムーズに走れており、精神的に充実している事が分かる。川須はこの馬の癖を掴んでおり、若いながら絆は深まっている。逃げ馬を先に行かせて、4角まわって早め先頭押しきりのレースが期待出来る。タキオン産駒で5歳で本格化、最後は母父ダンシングブレーヴのパワーで制圧。
◎レッドアリオン
○フィエロ(堅実さ評価)
▲カレンブラックヒル(そろそろ武豊、2000mと58kg経験尊重)
△横一線
◎から三連単、ワイド流し