後味悪いね、

凱旋門賞、日本馬の挑戦はまたしても実を結ばなかった。
最強馬オルフェーヴル、ダービー馬キズナを持ってしても・・・

両馬ともに力は出しきった上で、あの日に限って言えばトレヴに勝てる馬はいなかったと思う。
だからこそスミヨンはI'm Happy
(オルフェーヴルほどの馬と2年続けてチャレンジ出来たことに対して)と言い、豊さんも思い通りのレース、力は出し切ったという言葉になったのだと思う。

ところが例によってこのサイト、負けて幸せと言うスミヨンへの批判(日本人じゃないから負けても平気なんだetc. )

オルフェを閉じ込めにいった豊さんへの批判(日本馬同士なのに邪魔すんなよetc. )
キズナとオルフェはライバルだよ、豊さんは最強馬オルフェに本気で勝ちに行っただけ

挙げ句の果てに『キズナが負けて本当に良かった。』という主旨の日記がアップされ、オルフェファンはこぞって同調している。
マスコミにオルフェ以上に持て囃されるキズナのキズナという馬名自体が気に入らないのだとか・・・

フォローしているわけでもないのだが、ステイの板でリーダー的な存在でもあり今までの楽しい日記を沢山書かれていた方だけにショックだった。

ボク自身、応援している馬が負ければ眠れないほど悔しい、不利を受ければ相手騎手に対し罵声も浴びせる。嫌いな調教師だっている。
だけどライバルである馬を卑下するような言葉は絶対に発したくない。

競争馬は人の都合で、人に喜んでもらいたいから、命懸けで懸命に走っている。強い馬も弱い馬も
決して競馬場で鞭を打たれながら走ることが楽しいなんて思ってはいない。
馬たちにも勝って嬉しい、誉めてもらえる。という感情があるとすれば、それは唯一の救いではあるけれど、

そんな馬たちに対して負けて良かったなんて・・・哀しいよ

勿論オルフェファン全てがこういう考えではないことは理解していますので誤解無きよう願います。

(写真;トレヴを追うオルフェ、当サイトより引用させて頂いています)