17件のひとこと日記があります。
2011/11/13 20:23
?オルフェとドリジャについて? 自分なりにまとめ。
父ステイゴールド
母オリエンタルアート
母父メジロマックイーン
父の父はサンデーサイレンス
父の母ゴールデンサッシュはサッカーボーイの全妹にあたる。
ノーザンテーストのクロス4×3=18.75%
オルフェーヴルの全兄、ドリームジャーニーは、朝日杯FSを勝利した後、しばらくG1では勝てないレースが続いたが、5歳時の宝塚記念ではディープスカイらを下し勝利。その年の有馬記念ではブエナビスタを外からかわし、グランプリ連覇。
春秋グランプリ連覇はグレード制度導入以降6頭目の快挙だった。
そして、そのドリームジャーニーの全弟オルフェーヴル。
新馬戦では勝利後にジョッキーの池添謙一を振り落とした。
それから4戦し4連敗。といっても2着2回に3着1回であるが、京王杯で出遅れた揚句に掛ってしまい10着。その後スプリングステークスを快勝するも兄のドリームジャーニーが東京での成績があまり良くないことと自身の記録したこの京王杯の大敗により地震による影響で東京で代替え開催となった皐月賞では4番人気だった。
しかし、そんなのはお構いなしとばかりに直線では内に進路をとると、一気に抜け出して3馬身差で皐月賞を制覇。
続くダービーでは、大雨により不良馬場になってしまう。フロック視していた人や、雨で先行有利と読んだ人が多かったのかは解らないが、
東京開催の皐月賞を制覇した馬にオッズが3倍ほど付いていた。しかし、この日の馬場は午後になり外差しが決まるようになってきていた。
レースでは直線に入るところで、外に持ち出そうとするが柴田善臣ジョッキーが乗っているナカヤマナイトに体当たりをくらい、仕方なくインに。そして、馬群をこじ開けようとしている時、大外からウインバリアシオンが鞍乗の安藤勝巳も一瞬勝ったと思うほどの伸びをみせてきていたがしかし、オルフェーヴルはそこからさらに加速。
ゴール板を過ぎたときには1馬身と4分の3の差をつけ2冠達成。ちなみに2着と3着の着差は7馬身。
ほかの馬がすべからく上がり3F36秒後半なのに対してオルフェーヴルとウインバリアシオンは34秒後半で走っていた。
そして秋初戦の神戸新聞杯では、改修工事後の阪神競馬場で初となる上がり3F32秒8をマーク。
三冠がかかる菊花賞では、先頭がしょっちゅう入れ替わり、かつ馬群が一固まりので動き、しかもハイペースという中で1周目は少し掛り気味だったが、なんとか抑えると3角を過ぎたあたりから進出開始。
4角を回った時に先頭に立つと、そこからさらに最後流しながら(むしろ抑えている)も上がり2位となる足を披露3分2秒8という菊花賞のレコードタイムに0.1秒差というタイムでゴールイン。
2着はウインバリアシオンで2馬身半差と、この2頭は神戸新聞杯と着順も着差も同じだった。
父が果たせなかった国内G1勝利と、母父が果たせなかった有馬記念制覇を全兄が果たし(しかも朝日杯、宝塚、有馬とG13勝)、全兄が果たせなかったクラシック勝利をオルフェーヴルが三冠という形で果たした。
「黄金旅程」から「夢のような旅路」へと託された夢は、やがて弟の「金細工師」に受け継がれたのだろう。これからも父や兄から託された夢を乗せて頑張ってほしい。