〈2015年第26週の武豊（結果）〉

週中の帝王賞が好レース。欲を言えばホッコータルマエが海外帰り、休養明けだっただけに結果も欲しかったところではあったが、クリソライトの長所を生かした好騎乗だった。

一転して週末の騎乗馬は土日で僅か10鞍。中身を見ても、期待の新馬はいたもののパッとせず。
これは今週は０勝も十分ありうると半ば覚悟していたら何と驚きの３勝！
宝塚記念はダメだったけれど今週は満足。

土曜メインのプランスペスカはユタカの自身最高単勝払戻額更新とのこと。
馬場、展開など色んな要素が味方したと思うけれど、道中気分良く運べたのが最大の勝因。
日曜、注目のポルトフォイユは完勝。特殊な馬場、新馬戦には珍しい展開、２着以下の馬の実力など評価を確定しにくい要素も多いけれど勝てたことは重要。
何よりポルトフォイユ自身がまだ明らかに太いし、成長途上。次走を楽しみに待ちたい。

サンデーＲ所有馬では今年４勝目。山田信太郎氏の所有馬、松永昌博厩舎管理馬ではプランスペスカで２月に続き２勝目。

それにしても、もう少し騎乗馬が何とかならないものだろうか。

【個人的短評】
６月27日（土）
５Ｒ：アナフィエル　５着（５人気）…馬格がないだけに馬場も辛かったのでは。
６Ｒ：ナポレオン　12着（12人気）…折り合いを欠く場面があった。もう少しやれた。
11Ｒ：プランスペスカ　１着（12人気）…道悪が向いたのは間違いないが道中も終始気分よさそうに走っていた。
12Ｒ：オンワードバース　11着（９人気）…後方、大外回し。

６月28日（日）
４Ｒ：オメガハートソング　３着（１人気）
５Ｒ：ポルトフォイユ　１着（１人気）…勝ったことが一番重要。
７Ｒ：メイショウラリマー　３着（３人気）…やりたいレースはできている。
９Ｒ：タガノザイオン　６着（３人気）…精一杯の競馬。いつか届くことを祈る。
10Ｒ：カジキ　１着（７人気）…馬に勝つ力があったのはもちろんだが、好スタートから単騎逃げに持ち込んだ。
11Ｒ：トーセンスターダム　12着（９人気）…内枠を引いて、勝ち馬とほぼ同じ競馬をした。やむを得ない。