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2014/12/13 05:00

チャレンジC・(ラピスラズリS)

気風のいい快速逃げ、度肝を抜くような荒業、目を引く印象的な毛色・・・。これだけの材料があれば、巷で噂されるエイシンヒカリサイレンススズカ再来説も否定には及ぶまい。数多くの名馬たちに対して○○○級と比較されてきた存在は枚挙に暇がないほどで、しかもその大半は結局他のどの馬でもないじぶんである。しかしこう想像を逞しくするのは悪くない。いやむしろ夢があっていい。

14/10/19 アイルランドT→3F35.8-4F46.8-5F58.2 上がり3F35.8
エイシンヒカリ [13.2-11.3-11.3-11.0-11.4-12.0-12.3-11.4-11.6-12.8]

97/10/26 天皇賞(秋)→3F35.1-4F46.5-5F58.5 上がり3F36.0
サイレンススズカ [13.0-10.9-11.2-11.4-12.0-12.1-12.4-12.4-12.0-11.6]

調教技術や馬場状態の優劣など17年の歳月が生む“差”は決して小さくない。ただひとつ確かなのは3歳(サイレンススズカは旧齢)の同時期に走った際の記録ということ。しかも未完だったとはいえ重賞連対歴を有していたサイレンススズカは仮にもG1の時計、一方のエイシンヒカリは初物尽くし。前述したファクターなどそれこそ些細なものでしかないのかもしれない。

ただ見誤ってはいけないのがあのサイレンススズカでさえ約6馬身差の6着に敗れている点。あのタイムで暴走できる体力がついたのはあくまで古馬になって以降。エイシンヒカリが今回出走するのはハンデ重賞。エアグルーヴバブルガムフェロー的な強豪は不在も、経験のある古馬との力関係は案外障壁になるものである。

エイシンヒカリが一頭自然と飛ばし、ウインフルブルームバッドボーイマコトブルジャールが番手から追う展開だろう。阪神外回りはオースミスパーク級でも単騎なら残れるのでエイシンヒカリはある程度緩みないラップでも上位は拾えそうだが、こういう時は仕掛け所が難しくなる先行馬は得てして厳しい。

差し台頭の展開と読んで好位差し濃厚の伏兵アドマイヤタイシを狙いたい。12年福島記念?13年新潟大賞典まで重賞5戦連続2着が示す通りこのクラスでは実力上位。13年エプソムC後から脚部不安で11か月の休養を余儀なくされ、充実期を棒にふったのが痛かったが叩き2戦目の鳴尾記念で鮮やかな変わり身をみせた。

前半5Fは60秒6と平均やや遅めのペースだったが後半4Fからは11.6-11.6-11.5-11.9と消耗戦の様相。3番手につけたアドマイヤタイシは直線も渋太く伸びてゴール前の大接戦を凌いで2着を確保。ハナ差先着を許したのがエアソミュール、4着に退けたのが宝塚記念を2着するカレンミロティックなら合格点以上の内容だ。

函館記念は逃げ先行勢総崩れの展開を外枠からポジションを取りにいっての12着、新潟記念(15着)は直線で加速がつく前にマーティンボロに進路妨害をされて万事休すとツキに見離されたのがここ2戦。当然参考外。鉄砲も問題ない気性、9戦中3着以内8戦と無類の阪神巧者、追い切りでも2週続けて良い動きをしており仕上がりは十分。父シングスピールだけに簡単には終わらないだろう。

エリザベス女王杯狙いのローテが実らなかったスマートレイアーも消化不良だったぶん疲労は皆無。牡馬換算の57キロが焦点も4戦無敗の阪神なら届く公算が高い。復帰後自己条件を連勝して臨むフルーキーも新興勢力が多いこの相手関係なら大いにチャンスが有る。


【ラピスラズリS】はコウヨウアレスに◎。オーロCは結果的に前掛かりになりすぎて、直線で伸びを欠いたが着順こそ11着だが差は僅か0秒5だけ。1400mではあるがオープン特別で2着2回とこのクラスならヒケはとらないし得意としている中山替わりも好材料。パワーが優先の今時期の馬場は適性が滅法高そうだし、戸崎圭太への鞍上強化で巻き返す。

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