スマートフォン版へ

マイページ

723件のひとこと日記があります。

<< ステイヤーズS... ひとこと日記一覧 ターコイズS・タンザナイトS... >>

2014/12/06 12:00

金鯱賞

中京が現コースに新装された12年以降、「芝」「2000m」「良馬場」という条件では79R施行された。全体の上がり3Fが34秒台だったのは僅か4Rだけで、今や珍しくない33秒台の決着は皆無だ。前半のペースが落ち着きやすいにも関わらず上がりは掛かる馬場。直線が長いだけに差し馬にも注意は要るが、当欄の狙いは末脚の持続力とスタミナのある先行馬。

クランモンタナはオールカマー(14着)の凡走で株を下げているが、着差は0秒6だけ。田辺騎手が敗因を馬場へ求めたように連続開催の新潟後半はかなり馬場が荒れており、それがスムーズな走りを削いだ可能性が高い。道中は外目を回るなど工夫はしていたが3角過ぎで激しく手が動くようではさすがに厳しい。

キャリア25戦で上がり3F33秒台を記録したのが2回と典型的な上がりの掛かる勝負向きの馬。中京2000mでは稍重のマレーシアC(1600万)を上がり36秒4で好位から押し切る競馬をしているようにこの条件はベストに近いはず。好走した新潟記念も早めに仕掛けて、じわじわ伸び続けたように斬れはしないが息の長い末脚が持ち味。

ハンデ差があったとはいえ、今回主力視されるラストインパクト(4歳)を実際に封じているわけだし、2000mであればステイヤー気質が強めなラストインパクトよりも[2-4-4-3]と経験豊富なクランモンタナに軍配が上がっても不思議はない。母父トニービンの影響で完成遅めの晩成型だけに一気の成長で急浮上がある。徹底先行でサンデー×Lyphardの血を開花させたい。

前出のラストインパクトも前走の京都大賞典では逃げ込みを図ったタマモベストプレイを上がり33秒8の鮮やか末脚で差し切ったようにティンバーカントリー的なジリ脚を脱却して、ひと皮むけたような印象もある。1週前にはハープスターと併せて先着し、直前もG前一杯で【6F82.7-5F66.9-4F52.0-3F37.6-1F12.5】と完璧な稽古。好戦約束の対抗。

ラブリーデイ(4歳)は1000m通過59秒3でラスト[12.2-11.5-12.4]を要した昨年の金鯱賞を3番手から伸びて2着、中日新聞杯は一転して1000m62秒1のスローだったが今度は中団から差してクビ+ハナ差の3着。接戦した相手がマーティンボロラキシスなのだから文句はない。目黒記念、アルゼンチン共和国杯は距離、七夕賞は小回りの忙しい展開が不向きと敗因は明確。状態も上向いているし単穴の魅力がある。

クランモンタナと同じディープインパクト×トニービンサトノノブレス(4歳)も復調すれば上位争いは必至。天皇賞(秋)は一か八かで前が詰まって不完全燃焼だったがG1での0秒3差(8着)は光る。抜群の調教と池添替わりで再度見直し。これにウインバリアシオンダークシャドウカレンブラックヒルを3着候補に加えれば3連系まで網羅できる。

お気に入り一括登録
  • クランモンタナ
  • ラストインパクト
  • Lyphard
  • タマモベストプレイ
  • ティンバーカントリー
  • ハープスター
  • ラブリーデイ
  • マーティンボロ
  • ラキシス
  • ディープインパクト
  • トニービン
  • サトノノブレス
  • ウインバリアシオン
  • ダークシャドウ
  • カレンブラックヒル

いいね! ファイト!