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2014/11/14 23:00
デイリー杯2歳S
2歳戦の中では牡牝両G1に次ぐグレードを保持するのがデイリー杯2歳ステークス。ただ過去10年の1?3着馬30頭で翌春のクラシックを制したのはキャプテントゥーレ(皐月賞)だけ。レーヴディソールが阪神JF優勝、ローレルゲレイロがNHKマイルカップ2着、ペールギュントが朝日杯FS3着など成績も残るには残っているがグレードの格に拘るのであれば物足りない。
結局、この時期のマイル重賞を勝ち負けする2歳馬に求められる資質と2000m級の底力勝負における資質は全く異なるということだ。上位人気確実のアッシュゴールドはオルフェーヴルの全弟という絶対的ネームバリューに加え、前走で同舞台を「1分34秒1」で走破したのも良血沸騰に拍車を掛ける理由となるだろうが、クラシックを睨むのであれば、むしろここは適性不向きの不発を望むくらいがいい。
対してナヴィオンは典型的な評価二分タイプ。個人的には新潟2歳ステークス(6着)で底が割れた印象で更に阪神の内1400mという特殊コースであるききょうSを勝ってしまったのはクラシックを考えると余計だった。京都の速い馬場を考えると後方一気のスタイルには限界が生じるも父のハーツクライより母父ラストタイクーンの特徴が強い馬だし、この一戦だけに焦点を当てれば軸最有力かもしれない。
ナヴィオンをV筆頭候補とし、先行勢に厳しい流れだった札幌2歳ステークスで0秒4差に踏ん張ったアルマワイオリ(父マツリダゴッホ)、2年前の覇者テイエムイナズマと同じブラックタイド産駒のタガノエスプレッソが本線。あとはアッシュゴールドの内容にも目を光らせたい。
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