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2014/11/09 12:00

みやこS・(京洛S)

過去4年のみやこS1?3着馬12頭を4角の位置取り別に見ると1?3番手[3-3-2]、4番手以降[1-1-2]となる。ちなみに差し以下のポジションから台頭できたのは10年2着キングスエンブレム(8番手)、3着サクラロミオ(10番手)の2頭。つまり複勝圏内中の10頭が4角5番手以内の先行位だった。

京都1800mは先行馬に有利なコース設定ではあるが、ジャパンカップダートの前哨戦となってからはトランセンドエスポワールシチーローマンレジェンドニホンピロアワーズホッコータルマエなど強豪馬の出走が相次いでいる点も顕著な傾向に拍車を掛けている。

主格は12年JCDの覇者7歳ニホンピロアワーズだが往時の勢いにはない。4、5歳馬の出走が11頭を数える今回の一戦。先日のJBCクラシックを制したコパノリッキーが4歳、復活を期すホッコータルマエも5歳。世代交代の波は確実に押し寄せている。ここを突破した馬が大舞台への王手に近づくはずだ。

平安S1着、エルムS2着、シリウスS1着の4歳クリノスターオーに死角は少ない。スタートは速くないが二の脚が安定しているから確実に好位を取れるし、道中で動ける自在性もある。直前の調教も4F51秒7-1F12秒8を叩き出しているように状態面も文句なしだ。

ただオッズ的に食指が動くのは5歳ブライトライン。昨年、4角先頭の積極策から悠々と押し切ったように本馬の軽いスピードと機動力は実に当レース向き。以来、精彩を欠いているがジャパンカップダート4着(0秒6差)フェブラリーS5着(0秒5差)など路線上位の力は示してきている。

前走のエルムSは大敗したが、中間の調教でも動けていなかったし、レースも前半から行きっぷりが悪かったようにドバイ遠征の影響をたぶんに引きずっていた。敗因は明確だし、当然参考外としていい。気性を考えると1800mはやや長いがG3なら守備範囲だし、復調さえすれば鮮やかな変わり身がある。

問題は状態面に尽きる。9月の下旬に帰厩してから12本の時計を重ねるなど入念な乗り込み。強い追い切りは実質2本だが、折り合いを意識した馬也中心は実戦でも身を結ぶはずだ。馬格があるから57キロも大丈夫だし、昨年同様無理なく進められる絶好の1番枠。◎ブライトラインの勝負はここだ。

1800m[4-1-2-1]で唯一崩れたのも不良のラジオ日本賞(4着)だけのナムラビクターが対抗。本馬の場合は馬力型寄りだけにどちらかと言うと京都<阪神だが目下の充実ぶりならばさほど気にならない。ゲートでのポカがある馬だから外枠の方がいいし、スムーズなら上位必至。

ブライトラインナムラビクタークリノスターオーの3頭が中心も削り合いが激化するようならソロルにも一発の権利。ブレの多い成績だがマーチSの捲り勝ち、平安Sでクリノスターオーと0秒1差を比較に持ち出せば実力差はほぼない。手を広げてもインカンテーションニホンピロアワーズまでだろう。

京洛S】10月のオパールSは前半3F32秒6と緩みのないペース。後半3F34秒1だから京都千二にしては珍しい前傾ラップで前崩れの結果。ただ今回は前回ほど逃げが揃っていないし、従来の先行有利な状況が作り上げられるはずだ。北九州記念2着、セントウルS6着の実績があるメイショウイザヨイが中心。

前走11着は上記のとおり急流に巻き込まれての失速だから悲観する必要はない。平坦コース向きの速さがあるし、雨が落ちている現況だがオレハマッテルゼ×ジェイドロバリーパワー型配合なら多少渋った方がいいくらいだし、前走負けの恩恵でハンデは「53キロ」今度は勝ち負けする。

京都得意のアルマリンピア、北九州記念を17番人気で3着したカイシュウコロンボ、栗東留学で本気度が感じられるキーンランドC4着のブランダムールあたりが次点。

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