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2014/10/24 22:00

富士S・(室町S)

イキのいい3歳から8歳ダノンヨーヨーまで7歳世代を除く5世代が満遍なく集結した見所の多い一戦。しかし路線の地盤沈下は深刻だ。安田記念を勝ったジャスタウェイは結局のところ限りなく中距離馬に近い長めマイラーだし、昨年のマイルCSを制したトーセンラーも中距離馬、ロードカナロアもずば抜けた能力があっただけで本質はスプリンターだった。

純粋な名マイラーの登場が待たれる。将来的な計算込みで◎キングズオブザサンから入りたい。京成杯(2着)や葉牡丹賞(1着)など中山で好走をしていた頃はまさにチチカステナンゴの典型だと考えていたが皐月賞惨敗後のNHKマイルカップは直線インからミッキーアイルを急追し、クビ+ハナ差の3着だから12番人気を覆す大激走だった。

ラスト1F11..3-11.5-12.0と終いに上がりが掛かったことや当時の東京はインが非常に有利だったことなど好走を後押しする材料が並んだのも事実だが追い出してからの弾け方および瞬発力は阪神3歳牝馬S優勝や京王杯SC連覇など短距離で活躍した名牝スティンガー譲りと見るのが自然だろう。潜在的な資質は極めてサンデー系寄りだ。

前走の京成杯オータムハンデは絶好のスタートから一旦控える形だったが4F48.0-5F59.9の超絶緩ペースだったから結果的にはこれが一つの誤算。ロスなく回れるはずの内枠も連続開催で荒れていたから乗り難しい条件ではあった。それでも休み明けで初の古馬相手を考慮すれば0秒2差4着は悲観する内容ではない。

この中間は併用で乗り込み。直前は大きく追走しながら余力十分に先着。ポリトラックとはいえ馬也で終い11秒5は素晴らしい斬れ味で好調をアピール。たまにゲートが遅く後方からの競馬になるが決してスタート難ではない。五分に出ればスローの展開を前につけられる利があるし、別定の54キロも味方になる。繁殖として傑作に恵まれない母スティンガーに報いたい。

エキストラエンドは京都金杯(1着)、東京新聞杯(2着)、マイラーズC(3着)まではかなり順調で大物に育つ予感もあったが、不良の安田記念13着以降は名演なし。突然病みだす血統だからタイミングが難しくはあるが実績のある東京でこの低評価なら賭けてみる手はある。田辺騎乗ならスタートさえ決まれば先行も有りだ。

シャイニープリンスは京成杯AHで0秒3差6着。もう少し流れていればと思わせるレースぶりで復調を示した。昨年の3着馬だけに舞台適性は高いし展開次第では逆転も十分ある。△ミトラはスムーズに先行して直線も渋太く粘った京成杯AHの競馬が真の姿。東京で連を外したのはセン馬になる前の新馬戦だけ。F.ベリーが豪腕でもたせる可能性大。


室町S】は1200mで4戦4勝の3歳牝馬エイシンゴージャス(52)に支持が集まりそうだが昇級+内枠がカギ。京都はコース設定上、ペースが落ち着く傾向だが重馬場の前走で記録した3F34秒1がテンの持ち時計ではいかにも危険。同舞台の天王山Sを豪快に差し切っているナガラオリオンは内枠もこなすが脚質的にポカがあっても驚けないから3番手まで。

エーシントップスリーボストンキズマ・・・これだけ揃えば流石に先行激化必至。中心はダッシャーワンで問題ないだろう。割と馬体重の変動が多いタイプだったが年明けのジャニュアリーSから500キロを維持しているようにようやく一本芯が通って本格化してきた。NST賞は休み明けでも横綱相撲。放牧明けでも力を出せる仕上がりだ。

紐で面白いのはドレッドノート。近走は(13)(9)(11)着と冴えないが4走前の天王山Sは4着。当時の56キロ→54キロ変更と[2-1-0-2]の京都替わりで大穴の期待。先行馬で意外と色気がありそうなのは1200mで4戦3勝のサマリーズエルコンドルパサーメモリアルは途中で絡まれての大敗だから参考外。三宮Sのように上手に控えて競馬できれば連争いも。

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