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2014/10/13 10:00
エルコンドルパサーM
《祝》阪神タイガースがCSのファーストステージを初めて突破した。2戦目を引き分けての決定だがストレートで勝ち抜けたことを素直に喜びたい。貧打にも目を瞑り、投手を全面的に讃えたい。これが5度目の挑戦・・・。本当に長かった・・・。重い扉をこじ開けたのだから一種の呪縛からも解放されることだろう。
ただ注文がある。劣勢時には関西に本拠を置く球団とは思えないほど雰囲気が暗くなる悪しき伝統。それだけはやめて欲しい。その意味でムードメーカーの西岡剛が戻ってきたのは大きい。ファイナルステージでは宿敵相手にノビノビと存分に暴れてほしい。日本シリーズの第7戦は天皇賞(秋)と同じ11月2日。最高の日になりそうな予感がある。
【エルコンドルパサーM】中心格は春に同舞台の欅Sを勝っている6歳タールタンだが4か月半ぶりで前走比1キロ増の57キロはいくらF.ベリー(個人的には最も信頼できる外国人J)でも難しい。武蔵野Sあたりへの叩きと考えるのが妥当。実績的にはワイドバッハ、エーシンビートロン、アドマイヤサガスあたりが次点もほぼ横並びの混戦だ。
準オープンを勝ったばかりだがオープン特別のメンバーならホクセツキングオーから入ってみたい。屈腱炎を克服して今夏戦いの場にカムバック。流石に即結果を出せるほど甘くはなかったが復帰後3戦目となった大阪スポーツ杯を快勝。しかも中団に控えて直線は馬群を捌いての差し切り。従来の戦法とは異なる全くの新味というおまけつきだった。
やや速めの流れを読んで柔軟に対応した岩田騎手の手腕も光るが、やはりホクセツキングオーの秘めるポテンシャルを評価すべきだろう。負かしたグレイスフルリープは重賞やオープン特別でも善戦しているし、ダノンレジェンドは日曜のテレビ静岡賞を有無を言わせぬ強さで圧逃するなどレベルの高さは特筆事項。
揉まれ弱さがある馬だけに11番枠は好材料。左回りは[2-0-0-5]だから一見すると微妙だが1400mに絞ると[2-0-0-1]で唯一負けたのも13年銀蹄Sの5着。下級条件とはいえ両方とも5馬身差の楽勝だから得意な条件と言っていい。あとは当該コースの勝ち鞍トップタイと立派な成績を残すサウスヴィグラスの血がVを強力バックアップしてくれる。
ワイドバッハは内枠でも上手に走れる馬だが追い込み一手だけに外枠の方が立ち回りやすいはず。展開次第で勝ち切れる末脚がある。サクラレグナムは銀蹄Sでタールタンに子供扱いされているが前崩れのプロキオンSで0秒3差5着は成長が窺える内容。鉄砲悪くないし良績ある東京1400mで巻き返す。シセイオウジは東京ダ1400mのオープン特別で(4)(8)(4)(5)(5)(4)着。あと一歩だ。