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2014/09/28 14:00

オールカマー

別定G2とはいえ中距離G1級が不在で実力伯仲の大混戦とくればコース形態的に少しでも前目で運べる馬が有利だし、馬場もだいぶ荒れてきているから切れ味よりも馬力のある粘着系脚質の馬が優勢かもしれない。派手さはなくても地味なアドバンテージの積み重ねがゴール前ひと頑張りの決定打になるはずだ。

ニューダイナスティは3歳夏に1000万を勝って続くセントライト記念でフェノーメノに次ぐ支持を集めたり、準オープン連勝で臨んだ昨年の新潟記念では1番人気になるなど早くから非凡な能力を垣間見せていたが肝心な決め時で凡走するから評価も上がらずにディープインパクト産駒らしからぬ地味な扱いになる。

それでも今夏は徐々に殻を破りつつある。休み明けだった七夕賞では内で脚を溜める作戦から直線も綺麗にインを縫って進出し重賞初連対を果たすと雨で馬場が緩んだ小倉記念も外から追い上げる根性を発揮し4着善戦。サマー2000シリーズを順調に好戦してきた強みから新潟記念も穴人気していたが直線で痛恨の不利。

若干位置取りは後ろ目の追走だったものの、折り合いもつき手応えを残して直線を向き、一頭分のスペースを目掛けて追い出しところで外から強引に割ってきたマーティンボロの斜行が玉突きのような格好になり、その煽りを受けて手綱を引いて万事休す。7着ではあるが着差が0秒2だけにまともだったらと思うのは当然だろう。

そもそもディープ特有の瞬発力よりもDynaformer×Danzigパワーで捲って動く方が合っている馬。それが新潟外回りであれだけ走れたこと自体がかなりと収穫と言えるだろう。重賞ウイナー10頭を含む強敵揃いではあるがニューダイナスティの充実度と内回り2200m替わりを考えれば上位争いも難しい相談ではない。

同じく斬れ型ではないディープのクランモンタナが○。昨年までは詰めの甘さが目立つも6月に復帰すると堅実に駆けて新潟記念でも渋とく脚を伸ばして僅差の2着。サンデー×Lyphardの前受けが安定すればもう本物だ。この中間の動きは益々良化しているし得意の2200mで良血馬の目覚めがあっても不思議ではない。

マイネルラクリマは香港帰りで仕上がり途上のエプソムC2着、七夕賞も58キロで甘くはなったが3着と流石の安定感。1ハロン延長が課題も56キロの恩恵は大きい△アロマティコは目下の勢いなら牡馬相手でもチャンス。セントライト記念で2、3着に入ったキングカメハメハ産駒で馬場適性もありそうだ。

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