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2014/09/28 08:00
芙蓉S
ロジチャリスは近親にブラックホーク(安田記念)ピンクカメオ(NHKマイルカップ)の兄妹がいる血統でHalo≒Red God≒Chieftainのニアリークロスだから配合は上々でダイワメジャー×ロックオブジブラルタルだから文字通りのパワー型長めマイラーだろう。
競馬における身のこなしや道中の突っ張った走法といい、まだまだ体の使い方を分かっていないので力を持て余している印象だがそんな状態でもアヴニールマルシェと僅差や未勝利の楽勝だったから将来的な楽しみは大きい。休み明けになるが乗り込みは足りてるし、この相手なら首位不動。
ジャストドゥイング(父ゼンノロブロイ)は手先の軽さや脚の運びにはナスキロ的な柔らかさが表現されているが、競馬の仕方を見るとやはりフレンチデピュティ独特の芝での硬さが見受けられるのが気になる。期待された半兄オールパーパスも新馬以降は不振だし、ブライトエンブレム(札幌2歳S)との接戦歴も過大評価は避けたい。
アドマイヤピンクは母父がStorm Cat系のHigh Yield。この肌にキングカメハメハをかけた代表格がロードカナロアで硬質なスピードとパワー寄りのスタミナを伝えていた。本馬は三代母がHyperion[4×5]でハイインローだから想像以上にナスキロ、ハイインローのバランスがとれている。外回り1800mなら条件は申し分ない。
名馬オグリキャップの孫と注目のストリートキャップは現状話題先行。エスポワールシチー、スマートファルコンを筆頭にダート種牡馬の地位を確立したゴールドアリュールの数少ない芝馬であるトウカイパラダイスやタケミカヅチ、フーラブライドはいずれもマルゼンスキーの血を持っているし本質的にはダート向きだろう。