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2014/09/14 13:00

京成杯AH

中京記念と関屋記念では要求される資質が全く異なる。関屋記念が[前半4F46.5-上がり3F11.5-10.8-12.1]=「1分32秒5」一方の中京記念は[前半4F47.7-上がり3F11.7-12.2-13.1]=「1分37秒1」左回りのマイル戦、稍重と条件は似通ってもレースの中身は非なるもの。まして同じ道悪でも中京と新潟では馬場の質が違っている。

軽いスピードや瞬発力に長けたクラレントサトノギャラントが関屋記念で巻き返したのはごくごく自然の流れではあったが中京記念で渋馬場が敗因と刷り込まれてしまうとこの辺りを拾うのに躊躇いが起きてしまうので難しい。今年はコース的にも関屋記念の再戦ムードで、良馬場濃厚。主力層に大きな破綻はないかもしれないが冒険するだけの価値がありそうな伏兵を探したい。

4歳シャイニープリンスを中心に抜擢したい。前走の関屋記念は大敗を喫しているが直線で加速しようという場面でエクセラントカーヴに寄られて進路をカットされる大きな不利。後退してからは蛯名騎手も追っていなかったから実力負けと見限るのは早計だ。春に東風Sを勝ち、京都金杯でも5着があるなどハンデG3でお払い箱になる馬ではない。

左回り1600mは[1-0-1-3]NHKマイルカップ6着(0秒3差)キャピタルS6着(0秒3差)と掲示板外の時も前走以外は堅実に走っている。骨っぽいメンバーが揃った多摩川ステークスで58キロを背負ってHペースを差し切ったのも評価できるが、とりわけ注目は昨年の富士Sだ。

前半4F47秒8と重賞とは思えないほどの超スローで典型的な前残り決着。レースラップ自体は凡戦に近いが1着ダノンシャークは次走のマイルCSで3着、リアルインパクトは2走後の阪神カップに優勝しているように相手関係は決して楽ではなかった中での僅差3着。能力が伴ってこその流れ込みであったと認めたい。

ある程度先行しての上がり33秒台後半?34秒台前半こそ新潟マイルの理想。富士Sでの内容がこの舞台への適性を予感させる。終い勝負に徹してもソコソコはやれるだろうが使える脚が短いことを考えると以前までの戦法が合っているはずだ。2週続けて皐月賞馬イスラボニータと併せ馬を消化し、調教時計も大幅に短縮。前走やや太めだった馬体が絞れてくれば大駆けできる。

相手本線にも抜け穴を潜れそうなミトラをとりたい。こちらも関屋記念大敗からの参戦だが後方からの競馬になり終始流れに乗れないままレースを終えてしまった格好で不完全燃焼。前目で捌いてトップスピードの持続力で勝負できるのがミトラの持ち味。このコースでノーザンテーストの血は生きるし、上位争いに期待したい。

前走は大出遅れの末、直線も外をぶん回しただけとあまりに雑な競馬をされたエキストラエンドも一連の成績からすれば主役級の扱いが必要。中間6本と調教師が怒りを押し殺すように黙々と厳しい調教を課しているのが実に怖い。ショウナンアチーヴはひと叩きして最終調整も南Wで併せ馬と調教強化。春と同様に一変の気配がある。

以下は良馬場の決め手比べならサトノギャラント、復調の兆しがある昨年の勝ち馬エクセラントカーヴ、乗り方次第になるが中京記念4着(0秒2差)関屋記念5着(0秒4差)からひと押しさえ効けば連には届くブレイズアトレイル、左回り得意のタガノブルグまで抑えたい。58キロ+前走後の馬場入りが遅れたクラレントは後追いにもなるので消し。

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