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2014/08/31 12:00

キーンランドC

ブランダムールの「アドマイヤコジーン×Woodmanアストンマーチャンの生まれ変わり」と3年前のダリア賞で表現した覚えがある。予想したのが以前までのコンテンツだから確かめる術はないがそれは心の中に留めておけば十分である。3歳でスプリンターズSを制したあの快速娘ほど順調な道のりではなかったが重賞を戦えるクラスに成長したのは喜ばしい。

中央通算[1-2-1-9]に対して洋芝通算[4-1-2-1]だから根っからの北海道巧者。よほど滞在競馬の環境が合っているのだろう。距離1200mに限れば中央場所でも善戦しているがこの舞台ではひと押しがきく。今夏も晩春S18着からTVh杯で鮮やかな変わり身。前半ややモタついていたが、4角で半ば強引に進路をこじ開けると、外からひと追いごとに差を詰めゴール前の大接戦をクビだけ差し切った。

11年福島2歳S以来のオープン参戦となった前走のUHB賞も力を見せた。好スタートを決めるも外枠で道中は控えざるを得ない位置取り。それでも3角過ぎから気合いをつけられて進出すると、直線は先頭に並びかける強気なレース運びで3着。52キロのハンデを差し引いても終始外を回ったロスや捲り気味に脚を使って先団にとりつく積極的な内容での結果には好感が持てる。

今回は重賞だから相手強化だし、斤量も別定の54キロだが得意コースであることや前走よりは内の10番枠、そして目下の進境度を考えれば再度チャンスが巡ってきてもおかしくはない。中1週だから追い切りは流した程度だが、中2週以内は[2-1-0-0]の短期集中好走型だからこの間隔はプラスに働く公算が高い。スプリンターズSを睨む有力馬いるだけに腕試しには格好の場。早世した先人に北の大地から手向けの勝利を届ける。

相手筆頭にもアドマイヤコジーン産駒マジンプロスパーをとった。休む前の高松宮記念は明らかに不良馬場の影響で度外視。スワンS(5着)阪神カップ(12着)は微妙に距離が長い。スプリンターズS0秒2差4着や58.5キロの酷量を背負って4着したシルクロードSあたりを切り取れば劣化したと見限るのは早計だ。久々になるがこの中間の乗り込みは豊富だし八?九分あれば56キロのG3は勝ち負けだ。

サクラゴスペルも強気すぎるローテやマイル路線への野望を捨て切れないから荒れた馬柱になっているが、距離やクラスを絞ればもっとやれていい馬。UHB賞も発馬で躓きながら悠々と先行して流れに乗れるだけの速力を見せていたしG3でこの評価急落は不当だ。カイ食いが落ちて体調が奮わなかった前走から立て直せている様子だし、斤量減に加え、内枠の偶数番と条件が大幅に好転した今回は一発ある。

スマートオリオンのUHB賞2着は早めに仕掛けて直線抜け出したところをマヤノリュウジンの強襲に屈しただけで負けて強しと言える。問題は馬より人。復帰初日の武豊が直線で捌いて来られるのかが最大の焦点。3戦連続重賞2着のスノードラゴン、短距離で新味のローブティサージュ、昨年の覇者フォーエバーマークあたりも展開に左右されるがハマれば上位を脅かす力がある。

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