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2014/08/10 12:00

小倉記念・(札幌日経オープン)

13年はメイショウナルト(父ハーツクライ)ラブリーデイ(母母父トニービン)で決着し、4着も母母父Caroのダコールだったように小倉の中距離重賞はGrey Sovereign内包馬の狩り場だ。これにマイネルラクリママックスドリームなどの前走七夕賞組を中心とした2000m重賞で良績を残す馬を加えれば“アプローチ的には”難しいことはないはずだ。

今年の出走馬でGrey Sovereign内包馬は連覇が懸かるメイショウナルトサトノノブレス(母父トニービン)ダコールの3頭。しかもメイショウナルトダコールはすでに小倉重賞連対馬だから適性は証明済み。サトノノブレスも能力は高いが菊花賞2着や日経新春杯1着、神戸新聞杯2着などの長め中距離実績を考えると1分57秒台だとやや不安な面がある。

本命はメイショウナルト。オールカマー以降は(14)(14)(15)(11)着と不甲斐ないレースを続けていたが、前走の七夕賞は好スタートから注文をつけてハナを主張。前半5F58秒9の淀みない流れで逃げながら向正面から徐々に2番手を引き離し、後半5F11秒9-11秒9-11秒6-11秒8-12秒6。4角ではセーフティリード圏内で危なげなく悠々の一人旅。馬が小回り2000mの勝ち方を知っている。

脆さがある気性ゆえに連敗中は色々噛み合わずレース運びも簡単ではなかったが、原点に立ち返るような競馬で見事に復活を遂げた。得意な夏場(7?9月は4-4-0-2)で太めが解消されたのも大きな勝因。むしろこの要素があったからこそといっても過言ではない。小倉入りした今週の追い切りも豪快で連勝を意識させる走り。「57.5キロ」は楽ではないが跳ね返すだけの力がある。

サトノノブレスは調教の動きからも良化途上、ダコールも毎回惜しいがやはり展開の助けが欲しいシロサンカク馬。ならば対抗には七夕賞2着のニューダイナスティを据えたい。内枠を利した直線イン強襲は見せ場十分。ディープインパクト産駒でも母系が Roberto系×Danzigだからパワー捲りができる小回り型で昨夏以降のように直線の長いコースでは味がない。叩き2戦目で「55キロ」なら逆転もある。

小倉大賞典を3角先頭から完勝や日経賞3着など力量的には申し分ないラストインパクトだがおそらく叩いた方がベターで今回は掲示板が一杯。マーティンボロは脚節の腫れでエプソムCを回避した経緯があるものの時計や本数自体はまずまず。あって八分だろうが素質馬だけに連下には注意。あとは七夕賞5着で久々にらしさを見せたミキノバンジョーを得意の小倉替わりで是非拾っておきたい。

混戦模様の小倉から北へ目を向けた【札幌日経オープン】はどう考えてもバンデ一強。逃がせば勝てる簡単なお仕事だった大阪ハンブルグCで3着に負けさせる方が凄いレベル。積丹特別で2秒8もちぎった昨夏の馬場状態とはかけ離れているがモンジュー系なら洋芝は無双に近いだろう。鞍上には函館リーディングの三浦を配置。飛躍の秋へ必勝の構えだ。

いずれも50キロで好走とはいえ、冬に万葉S2着とダイヤモンドS4着があるラブラドライトは長丁場向きで前走も1000万ではあるが番手から渋とく接戦を抜け出すなど戦法に幅が出てきた。アドマイヤバラードメトロポリタンS3着時のように早めに早めに仕掛けたい馬だから烏丸Sは後方にいた時点でアウト。今回はデキの良さを生かしたい。昨年丹頂Sを勝ったサイモントルナーレも展開次第では再び出番。

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