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2014/08/09 08:00

クローバー賞・(ダリア賞)

オヤコダカの祖母ゴッドインチーフは阪神3歳牝馬Sでスティンガーを押さえて1番人気に支持された実力馬。その姪には今年のオークスを確かな成長力で制したヌーヴォレコルトがいる血統。また父のサムライハートサンデーサイレンス×エアグルーヴ、母父もフレンチデピュティと道営所属馬らしからぬ芝向きの背景を備えていると言える。

初戦を圧勝したあと、連敗したが前走の認定競走を再び強い内容で快勝。距離が伸びて競馬がしやすくなった印象だったし、先頭に立った向正面からマークされる展開も跳ね返すだけの強靭な精神力もある。実戦は未経験だけに過度の信頼は置けないがキャリアの浅い2歳馬たちの争いとあって踏んだ場数のぶんアドバンテージは見込めるはずだ。

ノットフォーマルの父は砂王としてG1(9勝)を挙げ一時代を築いた新種牡馬ヴァーミリアンスカーレットレディはダート腹だがエルコンドルパサー×サンデーサイレンス×ノーザンテーストだから隔世で芝への高い適性が伝わっても全く不思議ではない。従兄弟にダイワバーバリアン(NHKマイルカップ2着)ストロングガルーダ(ラジオNIKKEI賞)がいる牝系でもあるし洋芝ならスピード負けはない。

タイセイスウォードは祖母フランダースが短距離女王ビリーヴの全妹という良血。この牝系はサウンドバリアーキョウワハピネストレンドハンターなど早期完成短距離志向の特色が濃い。本馬も父にスウェプトオーヴァーボードを迎えたことで傾向に拍車が掛かったことは想像に難くない。門別の坂路でラスト11秒8と決め手の才もありそうだし侮れない。

グランドポピーはこのレース唯一のA級サンデー系(ダイワメジャー)母父ナリタブライアンが全体的なトーンを削いでいる感じはするが半兄スーサンライダーは小倉2歳S3着、ガンダーラもオープン特別勝ちの実績があるなど一定水準の活躍は望めてもいい。ただ現状は行き脚に不安を抱えているのが悩ましいところ。その点を考慮すると頭数が落ち着いた今回の距離延長は条件好転になる。

新潟の【ダリア賞】も内回りの1400mだから基本は先行馬に有利な設定。ただ前掛かりになると外から思わぬ伏兵が飛んでくる。過去5年で最も勝利を稼いでいるのは8枠だ。ダリア賞の前後半のラップを見ると09年[35秒1-35秒7]10年[34秒1-35秒4]11年[34秒4-35秒0]12年[34秒3-35秒5]13年[34秒8-36秒2]と例外なく前傾ラップが刻まれている。逃げ切りは12年エイシンラトゥナだけで3着以内15頭に網を広げても4角3番手以内は3頭だけだ。

このコースで種牡馬別勝利数2位のサクラバクシンオー産駒コウソクコーナーから狙いたい。本馬に関しては"快速"でない点が逆に深みを感じさせる。新馬戦(福島1200m)は発馬で後手を踏み、行き脚も大してつかないまま道中は3?4番手。レース巧者、速力ごり押しの従来あるバクシンオー像ではなかったが3角過ぎから外に持ち出し、馬也のまま先頭にマクリ上がった姿はさすがで直線もノーステッキで押し切る好内容。

少なくとも現時点では単調なスピード馬ではない。結果的にでも控える競馬になったのは先々に繋がるはずだ。調教でも折り合いがついているのは好感が持てる。母ストリートパレードはスプリンターズSに優勝したマイネルラヴの全妹にあたる良血。偉大な叔父を追って連勝の越後路とする。初戦の反応が鋭かったダイワメジャー産駒スペチアーレは渋馬場歓迎。血統的に多少の道悪なら我慢できそうなワキノヒビキ、経験豊富なココロノママニも上位争いだ。

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