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2014/07/18 22:00
函館2歳S
◆実力拮抗の運動会
新馬戦(函館1200m)を圧勝し、好発進を決めた◎アクティブミノルに北の一番星を託す。スタートで出負け気味になりながら、二の脚の速さでハナを奪い切ると道中やや競られる展開も直線はギアを入れ替え再加速し、終わってみれば2着を5馬身も突き離した。前半3F34秒9‐後半3F34秒9のイーブンペースを自ら演出し「1分09秒8」でまとめたのも優秀だ。
父スタチューオブリバティは半兄にLemon Drop Kidという血統背景が買われて種牡馬入り。Storm Cat×Seattle Slewだからスピードや完成度の高さが売りだ。アクティブミノル自身にTom Fool[5×5]母ピエナアマゾンにHalo[3×5]があるように小回り向きの機動力は抜群。函館の過去9年で5枠以降は7勝2着5回。スムーズなレースは最優先事項。12番枠なら持ち前の速力を生かせる。
○キッズライトオンの初戦は大外枠から逃げ馬をマークする形で運んで、直線抜け出す教科書通りの内容で快勝。スニッツェル×エンドスウィープ×フジキセキの配合は確実に早熟だから幼稚園のかけっこというレース性には合致している。直前の函館Wで5F67秒1‐4F52秒5‐3F39秒0‐1F12秒9と抜群の稽古を消化しており2戦目の上積みも大きいはず。全国リーディング10位の菱田も腕の見せ所だ。
▲スルターナは高松宮記念とスプリンターズSを制した名スプリンターのローレルゲレイロと3/4同血。そのローレルゲレイロは06年の函館2歳Sで2着に入線しており、洋芝への高い適性を窺わせる。新馬戦は1000mだったがスピードの違いは目立ったし、最後まで余力を残す走り。追ってからの味が課題も函館Wで5F65秒7‐4F51秒2‐3F38秒1‐1F12秒8(強め)の動きは今回のメンバーでも最上位だ。
マンハッタンカフェはジョーカプチーノやアーバニティ、先月の函館SSに優勝したガルボを輩出するなどサンデー系では指折りのスプリント能力を秘める。△アンブリカルは従兄にダークシャドウがいる良血でサンデー×ミスプロ×Buckpasserの黄金配合。一度使って煩くなっている点は気掛かりだが素質は見劣りしないので気性面をうまくコントロール出来れば上位争いになる。