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2014/07/06 11:00
ラジオNIKKEI賞
今、笑いを必要としている方に是非お勧めしたいのが12/7の5回中山3R(芝1600m)※パトロールビデオを激しく推奨する。ゼッケン7番に注目。好発をきって、ラチ沿いのインに付ける理想的な立ち上がりだったが2コーナーを曲がり切れずにまさかの逸走。
見る見る間に集団から離れてオルフェーヴルもびっくりの外ラチフェードアウト。厄介者が消えてカメラは隊列に切り替わった・・・。のも束の間で3コーナーでは依然と走り続ける7番の姿。まるで森に囲まれた中で行われる海外の調教を眺めているよう。
ただフラフラするわけでもなく己のルールには従うべく綺麗な円周を描いて、確認はしづらいが4角手前では中団まで押し上げているように見える。直線はまた膨れて外へ逃げたが結果的にちゃんと完走はするのであった(16頭中13着)。
力の限り荒ぶったメドウヒルズはこのレースで一体何メートル走ったのか?いやそんなことはいい。当たり前のように調教再審査があり、大雪の影響も絡んで4回連続の除外。ようやく出走に漕ぎつけた先はダート戦(9着)だったり、とにかく順調とは対極の存在。
それでも力の違いで5月の未勝利(東京1600m)を完勝すると、ダービーデーにクラリティシチーと対戦。強敵をマークする形で進めたが経験に勝る相手が上。後ろからも差されて3着に終わったが昇級できっちりメドを立てるあたりが素質馬たる所以。
1ハロン延長に加えて、古馬混合+弥生賞3着馬がいる骨っぽい相手関係になった前走は番手から堂々の抜け出しであっさりとパス。追ってから口向きの悪さを見せるなど相変わらず気性面に難しさを抱えるが純粋な能力だけなら重賞の今回もやれていい感触はある馬だ。
ダイワメジャー×トニービンは高松宮記念を勝ったコパノリチャードと同じ組み合わせだが母系に米血脈を配されてWild Risk[4×5]があるなど馬力型に寄っているコパノに比べ、メドウヒルズは祖母ワディアがLyphard×Riverman。ナスキロ的な柔らかさを持ち合わせつつもCourt Martial[3×5]Hyperion[5×5]だから強烈なハイインロー。
母テイクミーハイヤーは先行粘着脚質だったし、半姉ハイリリーも重馬場のミモザ賞を捲って勝つなどHyperionを振り絞れば高いポテンシャルを発揮する血統だ。気が悪いのは支配力の強い血を多くクロスさせているからだと思うが研磨される余地を大いに残すだけに将来的な魅力は相当だ。
右回りが鍵を握ることは間違いない。あれから7か月だ。前回はあくまで未勝利戦での出来事だったが、今回は重賞。やらかせばたちまち全国区だ。陣営も工夫はしているだろう。大外枠はある種の賭けだ。
ありの?ままの?♪ 姿見せるのよー♪(どちらが表?それすら分からない)
ありの?ままの?♪ 自分になるのー♪(すべてを解き放つことを許可する)
何も恐くない(それは嘘。戦々恐々だ。)
風よ吹け(ここで夏の流れが欲しい)
少しも寒くないわ(的中すれば痛くも寒くもないよ・・・ネ?)。