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2014/06/21 14:00

天保山S

33%。20日朝におこなわれたW杯の日本対ギリシャ戦の視聴率だ。日曜の10時キックオフという観戦に最適な時間だったコートジボワール戦と違い、平日の通勤・通学の時間帯で動きに制限がある中でもこれだけの数字を集めるのだからサッカー熱の、いやにわか率の高さは並みではない(おっと、失礼。)どちらにしても国民的なイベントになっているのは明らかだ。

68%。ギリシャ戦における日本代表のボール支配率だ。これはボールの保持時間を表す。つまり90分の内、68分は日本がボールを回していたのである。一般的に65%を越えれば、圧倒的に支配している試合となる。確かに1人少ない相手をひたすら攻めてはいたが肝心の決定打はついに生まれず。静かに敗退の時を待つだけになったのである。

52%。今大会の日本代表に選ばれた海外組の占める割合だ。全部で12人いる。W杯に出場した過去4大会が0人(98年)4人(02年)6人(06年)4人(10年)だから断トツに海外組が多いのが現日本代表なのだ。優秀なはずの駒を揃えながらも勝てない。今大会に次いで海外組が集い、期待されながら期間中に分裂し、予選敗退した06年と同じ結果に収束しそうなのは皮肉なものである。

68%。これはOECD(経済協力開発機構)がGDP(国内総生産)に変わる新たな国民の幸福度を測る指標として公表している日本の数値だ。暮らしに関する11項目をそれぞれ10満点で評価し、その合計により各国の順位が決定される手法。日本は36か国中の21位とやや低調だが安全「1位」教育「2位」は最低限度の生活は確実に保証される高水準を示している。

1位オーストラリア、スウェーデン、3位カナダ、4位ノルウェー、5位スイス。この調査で上位にランクされた国はいずれもサッカー、いやスポーツ先進国とは言えない。環境が勝負事に対する意欲を薄れさせている。ありきたりな言葉だとハングリー精神が育たないのだ。つまり逆境に強くない。これはそのまま日本の国民性にスライドできる。

優れた人材が必ずしも優れた能力を発揮できるとは限らない。むしろ状況の変化に対応できずお荷物となるケースもある。日本という国が抱える脆さや弱さだろう。競馬でも外国人騎手の重用と並行して、若手の伸び悩みが問題になっているがいつまでも出番を与えられているようでは世界に通用する人材は育たない。


夏モード間近だが福永、浜中、川田、ウィリアムズと阪神拠点のジョッキーが居残り。そのなかで人気の中心はキズマ(和田)とウォータールルド(北村友)とりわけキズマは休み明けで5戦4勝の成績でフレッシュさが結果に直結するタイプ。しかも暑い時期向きの季節労働者。今週は【4F51秒2-3F37秒3-2F24秒3-1F12秒4】で登坂しているように仕上がり順調。冬場の惨敗は忘れてもいいだろう。

一方のウォータールルドは中間一頓挫。馬の性格的に追い不足ということはないだろうがすべて馬也というのはゴール前の詰めに影響を及ぼす可能性がある。ましてや急坂の阪神だから割り引きが妥当だろう。これならば8歳で急に粘り強く走れるようになったエーシンビートロンへの本線。惜しいという感じはあまりない3戦連続3着だが体調の変化も少なく好状態を維持している。

一発を秘めるのがヘニーハウンドだ。ダートは3戦して(7)(8)(5)着だがダート自体は悪くないように見受けられる。欅Sもスタートで安目をうって大きく立ち遅れながら直線は上がり2位タイの末脚を駆使。前が苦しくなる展開なら上位に食い込める。1400mで最多の4勝をマークする距離巧者ナリタスーパーワンにも一目を置く。

しゃかりきになるレースでもないからギリシャよろしく手堅くまとめたい。

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