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2014/06/06 22:00

鳴尾記念

鳴尾記念がこの時期の2000mに戻った12年にトーセンラーが3着(5番人気)13年もダノンバラードが3着(3番人気)ディープインパクトは当該コースでは案外の成績と思っていたが過去5年のデータを拾い直すと[25-14-22-68]で勝ち数は2位のステイゴールド13勝を遥かに上回るし、連対率30.2%、複勝率47.3%はもはや異常数値。それでいて複勝率は96%あるから問答無用で買いの一手である。

とくに今回のように混戦模様であれば勝負強さが物を言うはずだ。産経大阪杯でキズナと0秒2差2着で菊花賞馬エピファネイア、ヴィクトリアマイル2着のメイショウマンボには堂々と先着したトウカイパラダイスは重賞で主役になる器じゃないし、カレンミロティックは得意の開幕週だが馬場が渋ると全く駄目なタイプだから不安定な天候事情では強気に推せない。

ならば近走不振でもAJCC2着の実績があるサクラアルディートを狙い打とうというのが当欄の考え。どうにも距離適性がはっきりせずに今年は2000?2500mを中心に出走しているが、戦績通り得意なのは2000m以下だろう。中山金杯0秒4差(9着)新潟大賞典0秒4差(6着)は着順ほど悪い内容ではなかった。この馬を邪魔しているのは“ディープインパクト産駒=斬れ”の先入観に他ならない。

過去の戦いを振り返ると、確かに33秒台の脚も使っているが位置取りは先行や中団より前目が多い。すなわち後方ズドン型ではない。あくまで展開次第で斬れ味優秀なディープインパクトに見えるだけ。オープン参入後に後方→不発の悪循環に陥るのは必然だった。それが今年のAJCCでF.ベリーが果敢に先行させてサクラアルディートが秘める真の持ち味を引き出して好走させた。

AJCCは前半5F61秒1だったが後半5Fのラップは11秒9-12秒3-12秒4-11秒9-12秒1。ペースアップした地点から先団に進出して、4角2番手から粘り切ったのはまさに持続力勝負型の証明だ。思えば昨年の3着馬で直後の宝塚記念でも2着に好走したダノンバラードもAJCCで優勝していたように似たような適性を示しているのは疑いようもない。調教で遅れていたのは気になるが時計は上々だし、低評価を覆す快走でご相伴にありつきたい。

エアソミュールは気性的に鉄砲向き。昨年はフルゲートの大外枠で壁を作れず4着(0秒2差)だった。今年もピンク帽だが11番なら不利はないし、血統的に充実期を迎えそうなシーズンでもあり期待は大きい。

馬場が悪ければ中山記念のようにあっさりの惨敗もあるカレンミロティックだが金鯱賞優勝や前崩れの有馬記念を踏ん張った内容からもG3は楽に通用していい存在。脚質的にも阪神内回りはぴったりだし願いは空に。

トウカイパラダイスはいつもながら気配が地味。格落ちして即勝てるような馬でもないから連下級で十分。トーセンジョーダンは八分あればいいようなデキだがスローを先手なら地力が怖い。メイショウナルトの当週軽めは1週前にCWで6F78秒7の猛時計を記録しているため。状態面は水準以上だと思うが一方で折り合いの心配は否めない。

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