723件のひとこと日記があります。
2014/06/06 17:00
14?15年度POG指名馬
【牡馬本命編】
1位 クローディオ 牡 石坂正厩舎
父ハービンジャー
母シーザリオ
母父スペシャルウィーク
・シーザリオの仔は体質が最大の課題。丈夫さだけが取り柄だったシンボリクリスエスとの配合で輩出したエピファネイア以外はほぼ全滅しているからリスクは大きいが能力のある母系だからまともに走れば成功は難しくない。バランスのとれた好馬体で馬体重も手頃。きょうだいに比べてすこぶる順調だし、来年のダービーはこの血統で狙いたい。
2位 トーセンバジル 牡 藤原英昭厩舎
父ハービンジャー
母ケアレスウィスパー
母父フジキセキ
・母は関東オークス2着馬。叔父に天皇賞馬トーセンジョーダン、ダービー3着トーセンホマレボシ、従兄弟にトーセンスターダム。母がIn Reality[4×5]Lady Angela[5×4]だから斬れ型ではないと思うが前受けで渋とくバテないタイプだろう。牧場では「古馬に乗っているような」と評された大物候補で春二冠を視野。
3位 アクセラレート 牡 佐々木晶三厩舎
父ステイゴールド
母オリジナルスピン
母父Distorted Humor
・ステイゴールドはタイトスポットやカコイーシーズでも活躍馬を送り込める雑種系種牡馬。北米のリーディングサイアーに輝いたことのある母父のパワーで非力さを解消しつつ、ナスキロのクロスも効いているから芝の中距離路線で活躍できる下地はある。
【牝馬本命編】
1位 イングランドローズ 牝 矢作芳人厩舎
父Dansili
母Ventura Highway
母父Machiavellian
・カタログで唯一のDansili産駒。血統表は文字通り外国産馬のソレだがよくよく見れば母父Machiavellian、母母父Shirley Heights(その父Mill Reef)母母母父ベリファ(父Lyphard)と日本に縁のある血が満載。日本には輸入されてこなかった血統だが近親にオペラハウスがいるなど世界の重賞で活躍する馬が揃っている。本馬も優雅さを感じさせる雰囲気で牝馬に重要な馬格の厚みも申し分ない。マイル?2400mまでいける。
2位 ディラローシェの12 牝 戸田博文厩舎
父ディープインパクト
母ディラローシェ
母父デインヒル
・贔屓目も大いにあるがディープインパクト産駒なら本馬。天皇賞(春)を連覇した偉大な半兄フェノーメノは持続力タイプだったがこちらは脚長でいかにも瞬発力がありそうな体型。この血統らしく賢さを持ち合わせた馬で乗り手に従順で操作性が高いのは武器になる。父が代わったぶん完成は早くなるだろうしクラシック制覇の夢を叶えたい。
3位 ハルーワソングの12 牝 高野友和厩舎
父ダイワメジャー
母ハルーワソング
母父Machiavellian
・カタログを見て最も馬体に魅力を感じたのが本馬。2歳春にして臀部の発達が他馬と比べて一枚も二枚も上でかなりの瞬発力を使えそうなイメージを抱かせた。父がダイワメジャーでHalo[3×4]だから現実は機動力に長けた小回り向きだと思うが桜花賞路線で期待を寄せたい一頭だ。
【伏兵編】
☆1 ゴールデンシルヴァーの12 牡 厩舎未定
父スペシャルウィーク
母ゴールデンシルヴァー
母父Sadler's Wells
・スペシャルウィークと言えばNorthern Dancer系との組み合わせがベスト。Nijinsky[4×4]Buckpassear[5×5×5]など多重クロスが噛み合ってくれば、大仕事をやってのけるはずだ。
☆2 ドルチェアモールの12 牡 厩舎未定
父スペシャルウィーク
母ドルチェアモール
母父Cozzene
・本馬の特徴は母父Cozzene、祖母Hey Hazelの両方がナスキロを抱えている点にある。芝向きの柔らかく、しなやかな体質を受け継ぐ可能性が高い。ジェニュインやアサクサキングスもいる牝系で馬のデキさえ良ければ一発ありそうだ。
☆3 ミンティエアーの12 牝 厩舎未定
父ハービンジャー
母ミンティエアー
母父アグネスタキオン
・母はオークス4着馬。能力の元値は高い牝系だけに体質強化でクラシックを目論む。
☆4 シェリールの12 牡 友道康夫厩舎
父ハービンジャー
母シェリール
母父サンデーサイレンス
・きょうだいはいずれも勝ち上がっているように屑を出さない名繁殖。ダービー戦線を賑せる一頭に成長したい。