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2014/05/31 13:00

欅S

叩き2戦目、得意の1400m、堅実な左回りと条件が揃ったスズカセクレターボの差し切りに期待する。前走のオアシスSはゲートで立ち遅れて内目の後方で砂を被る最悪のポジション取りになったのが痛かった。ジョッキーも無理はしなかったが最後までジリジリとは伸びて0秒8差(9着)長期のブランクを考えれば上々の始動戦だった。

右回りダート[1-1-2-2]に対して左回りダートは[4-2-3-4]右回りも悪くないが陣営が手応えを感じているのが左回りであることは出走数を見ても明白。とりわけ東京。成績自体は[1-1-1-3]だが掲示板を外したのは前走だけで12年の1000万4着、そして昇級戦のアハルテケS5着と大きくは崩れていない。

さらに東京ダ1400mに絞れば[1-0-1-1]で上がり3F最速が1回、上がり3F2位が2回と決め手が増しているのが特徴的。昨年の立夏Sは4角13番手で残り200mまで前が壁でまともに追えないところからスペースが空くと馬群を割って急浮上。他馬との脚色の差は歴然でゴール前は図ったように捕らえてみせた。

しかも当時負かしたのがキョウワダッフィー(3着)ナリタスーパーワン(6着)タイセイファントム(7着)などオープンでも勝負になっている馬たち。勝ち時計「1分22秒4」※稍重もコースレコードにコンマ5秒差だったし、改めてHレベルな争いだったことを強調しておきたい。この舞台設定であればたとえ重賞でも通用しても驚けない。

久々だった前走時は調教量(時計5本)も不足していた。強めに追ってなんとか帳尻を合わせた様子だったがスズカセクレターボは馬也で仕上げていくのが一つのパターン。この中間は3本消化しているがいずれも馬也。1週前に重馬場の坂路で51秒0を叩き出し、今週も【4F52秒3-3F38秒5-2F25秒2-1F12秒7】と楽々加速ラップを踏んでいるように状態の上昇は間違いない。府中の長い直線で自慢のターボを全開させる。

当面の強敵は銀蹄S「1分21秒9」※重があるタールタン。直線で余裕の手応えを残すキタサンイナズマサクラレグナムを瞬時に交し去ったあの勝ちっぷりは強烈だった。オアシスSはスムーズさを欠く仕掛けで上位とは離されたが1ハロン長いマイルで3着なら十分。C.ウィリアムズを配してきたことからも勝負気配は相当だ。

クリーンエコロジーは2度目のダートだった2走前の千葉Sで3着に粘り込んで砂への適性を証明してみせた。距離延長に心配はあるが1200mと異なり、道中息が入りやすいからむしろ好材料かもしれない。同型が少ないし展開次第では面白い。あとは東京ならいつ届いても不思議ないシセイオウジの末脚に注意。

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