富士Ｓ

荒れる重賞だが過去10年で８勝は１?４番人気が占めており単波乱はキネティクスだけ
むしろ難しい印象を与えるのは７番人気以下が９頭も台頭している２、３着だ。

毎日王冠４着のエイシンアポロンを中心とした
１１か月ぶりが嫌われて１０番人気のブービー評価だったが内枠を利してスロー先行
直線半ばまで前が壁になっていたが残り200mで捌き切ると先頭を窺う勢いで鋭伸
最後は久々が応えた感じで息切れしてダークシャドウに差されリアルインパクトも
捕まえられなかったが復帰戦で大きな収穫を得た４着だった事は間違いない。
３歳時はヴィクトワールピサやローズキングダムと好戦し路線の一翼を担った実力馬
Ｇ１だと少し足らない印象もマイルのＧ３なら大威張りできる
父ジャイアンツコーズウェイ×母父サドラーズウェルズで道悪鬼の見立ては衆目一致
京王杯２歳Ｓを勝った思い出の府中で完全復活する。
対抗格も多い大混戦だが京成杯ＡＨ２着のアプリコットフィズが面白い
当然調子が戻った点が買い材料の大前提だがもっと興味深いのが

４Ｒシルバーウエイブ　５番人気１着
　　ヘレナモルフォ　　12番人気４着
７Ｒマリアヴェロニカ　９番人気１着
８Ｒピタゴラスコンマ　４番人気２着

道悪の芝で数少ないジャングルポケットが大爆発中
気性的に脆い馬で今度は内枠だからスムーズに競馬できるとは限らないが
これだけ大きな傾向が出ているのを見逃す手はない。
完全に立て直しに成功したレインボーペガサスも有力候補
昨年２着で大穴をあけたライブコンサートは父がサドラー系のシングスピール
ローテも同じで５６キロなら一発あっていい。