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2011/10/15 14:11
デイリー杯2歳S
先週の京都は古馬準オープンの2000mで1分56秒8が記録されるような超高速馬場
そこに一晩かけて雨が降ったところでやっと普通の時計かもしれないが、
切れ味勝負では分の悪い馬にとっては大きくなんとか味方につけたい。
◎カイシュウタビビトは札幌1800m(稍重)の新馬戦で前半5F65秒0の流れを
絶好の2番手につけながら見事に切れ負けして5着に敗退
鈍重種牡馬の代表格であるシンボリクリスエス産駒の
アドマイヤトライに負けるのだから先が思いやられる。
続く未勝利も逃げたとはいえ上がり36秒4は遅く、先週の馬場であればアウトだった
キングカメハメハ×エルプラド(父サドラーズウェルズ)だから
道悪適正は間違いなくあるし元々キンカメ産駒は叩き良化型が多く、
この血統で2歳夏から動けている事を前向きに評価したい。
領家厩舎は朝日杯FSを制したセイウンワンダーを筆頭にオールアズワンや
マジカルポケットなど2歳重賞に強くノウハウを知り尽くした師が挑戦するのだから
手土産なしには帰れない。エーデルワイス賞を勝って波に乗る丸山元気との
コンビで先行粘りこみ波乱を起こす
○シンゼンレンジャーは新馬戦が圧巻の後方一気
直線3Fどころか2Fでまとめて差し切ってしまった
父ケイムホームは初年度産駒で傾向が掴みにくいが芝にも十分対応しているので
従来のダ短距離専門というゴーンウェストの感覚を捨てたほうが賢明だろう
飯田父子は秋華賞のキョウワジャンヌをはじめ勝負気配的にも侮れない
▲ダローネガは野路菊Sの時にも書いたが母系の迫力がいまひとつで全体がぼやける印象
直線で沈みかけながら差し返したのは良かったが相手関係を考えれば喜べる内容ではない
ダイワメジャー自身は京都と好相性だったが産駒はどうかの点も気になる
道悪で力が要る馬場になったので印は回すが将来性には乏しい
△ゲンテンも坂路で好時計連発や血統をみるとダ短距離に落ち着きそうな様子
完成度の高さでどこまで太刀打ちできるか。
素質や将来性ならクラレント断然だが今回は課題が山積みで割り引いた。