フラワーＣ

中山はもう４週連続して雨模様で馬場の疲弊が相当進んでおり最終週に控える皐月賞が心配な状況
予想面でも乾き始めは内伸びだの、降っている最中は外差しだの気を使う事が多いので晴天良馬場を熱望
フラワーＣは前走中山の馬が０２年?０９年まで８連勝するなど猛威を奮っておりコース適性が重要
あとは逃げ馬や４角先頭馬の躍進も目立つ。傾向からすると前走道悪の中山で500万を逃げ切っている、
ヘレナモルフォは怖いくらい条件が揃ったが妙味的に少し捻って同じ組のミヤコマンハッタンを狙う
こちらも好スタートだったが先手を譲った馬にそのまま逃げ切られて３着に負けるのだから悔しさ倍増
松岡騎手も今回期するものがあるはず。枠が今度は８番で敵は１４番これで行かれたら男が廃る
付加価値ばかりに目を向けているが当然能力あってこその“おまけ”キャリア７戦で３着以内は６回を数え
唯一の５着も発馬で後手を踏んで前半脚を使った分伸びを欠いた菜の花賞だけで中山は【1-2-1-1】
ＦＲ２着のビウイッチアスや黄菊賞勝ちのブライトラインら骨っぽい相手とも互角に戦ってきたのは心強い
Alleged[4×4]があるからパワー優先の馬場は合うしシンホリスキー(スプリングＳ、きさらぎ賞)や
テイエムジャンボ(京都記念)、最近の活躍馬もマキハタサイボーグ(ステイヤーズＳ)が示すように
少し古めで現代のスピード競馬からは離れている牝系だけに時計が掛かっての底力勝負は望むところ
叩き３戦目で使いながら状態が上向いてきてまさに走り頃、牝馬限定なら実力差は皆無だ
少し疑わしいがヘレナモルフォが本線。キャリア５戦中４戦が重馬場以上で生粋の雨女
しかも１回の良馬場で１０着に大敗するのだからいよいよ本物だ(重賞のクイーンＣではあるが)
こちらも枯れ気味ではあるが世界的には伊オークスやジュライＣを優勝した馬もいる牝系連勝も可能だ
メイショウスザンナは２走前の菜の花賞でアネモネＳを勝ったパララサルーの２着に好走し
セントポーリア賞は奇襲の逃げで牡馬を封じてみせた。スタート次第の戦法だが軽視はできない存在
しかもこのレースは一般的には過信禁物の１番人気である単勝4.0?4.9倍ゾーンが【2-1-1-0】でほぼ完璧
オメガハートランドはもどかしい戦績になっているがフェアリーＳの末脚を見ても実力はあるから要警戒
以下道悪巧者の匂いがするネオユニヴァース産駒とロージズインメイ産駒も抑えておきたい。