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2012/03/17 12:06

若葉S

皐月賞TRではあるが興味はきさらぎ賞を強烈な末脚で快勝したワールドエースに尽きる
今後を考えると輸送経験を含め関東圏への遠征が妥当な線だがあえてここを選んだ点に陣営の思惑がある
当然勝たなくては先が覚束ない相手だが若駒Sで一度負けて黒星があり「無敗」でないのは大きい
「無敗」の称号は周囲に与える影響以上に自軍をも追い込み、無駄に気負って自滅するケースがある
好例としてはウオッカが阪神JF後にエルフィンSに出走したのもダービーに舵を取ったのも敗戦があったからだ
池江厩舎も昨年のオルフェーヴルもうまく育て上げたようにこの辺りの戦略や匙加減が絶妙
内容重視の言葉通りに余力残し(道悪だからとくに疲労注意)課題克服に焦点を合わせてくる
断然の一番人気が中団後ろだと想定すれば少なくともそれより下げて競馬する組にチャンスはない
本来の先行策に戻って◎オソレイユの素質が開花する。前走のアルメリア賞(8着)は参考外
前半5F63.3で中盤に13秒台が3区間続く流れからの末脚比べでは位置取りがダイレクトに反映される
過去2戦の先行策ではなく差す競馬をしていたオソレイユも仕方ないと割り切れる負けだ
それでも初めて馬群で揉まれるレースが出来たし着差自体も0秒4差と微々たるものだから能力にケチはつかない
とにかく新馬戦(京都芝1600m)が破格の内容。序盤からカレンブラックヒルと競り合って先行し
4角でメイショウモストロを振り切ると直線は2頭の世界、結果的に3馬身離されたが相手は次走も連勝だし
3着プロフェッサーには1秒9差をつけているからいかに上位2頭の次元が他を圧倒していたかである
1/15ゼロスの勝った3歳500万が「1分34秒9」1/9の古馬1000万下が「1分35秒4」※良馬場
カレンブラックヒルの重馬場「1分35秒3」の超抜は勿論「1分35秒9」のオソレイユも高水準
1勝馬中心のメンバー構成でワールドエースに破綻があった場合は一気に中心に踊り出ても不思議ない
母フィーユドゥレーヴは函館2歳Sを勝ったがクラシックには無縁で距離の持たない早熟馬だったが
エリザベス女王杯2着など5歳時に成績を残した祖母ランフォザドリームからすれば成長力のある中距離馬
叔母のオウケンサクラも瀬戸際のフラワーCで優勝し桜花賞2着したように土壇場で力を見せつける
弥生賞(7着)ではスムーズにハナを切れず直線の粘りもいまいちだったメイショウカドマツも上位有力
2000mではオープンでの善戦をはじめ大きく崩れていないし道悪に不安がないのが良い
アドマイヤレイすみれS4着は直線で一度前をカットされたもの。2番枠を生かした競馬で権利獲り。

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