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2012/03/17 00:00

ファルコンS

新装中京も半分が終了して後半戦に突入した。攻略方法は依然として全体的にぼやける感じだが
長い直線+急坂の影響でスタミナやダート血統の活躍が傾向としてはっきりしてきた
今年からファルコンSは1400mに距離が変更されNHKマイルカップの前哨戦的役割を期待される
これまでの1200mでは11年阪神開催を含めサクラバクシンオー産駒が過去10年3着以内30頭中【2-3-4】で
文字通り「バクシンオーの庭」だったが1F伸びて更にマイル適性の高さも問われると苦戦は必至
現に芝1400mは7鞍組まれていたが馬券に絡んだのは中京スポーツ杯レオプライムだけで
そのレオプライムにしても現級で1400mを勝っていた馬だから適性面で決してプラスだとは思えない
ちなみに芝1200ではバクシンオー丼やタイキシャトルとのワンツーがあるように相変わらず強い
これらを踏まえた上で天候が崩れ馬場が悪化する事も考えるとやはり血統的な裏付けは欠かせない

伏兵ネオヴァンクルから入りたい。この馬1200mからデビューして徐々に距離を伸ばしてきて
京王杯2歳S、朝日杯FS、アーリントンCと目下3連敗中だがこういう馬にこそ新中京は微笑む公算大
距離云々より使える脚の質が問題。アーリントンCは外枠から何の不利もなく運んで、
しかも前半4F48.7-5F61.1の超スローだから勝ちまであっていい展開にも関わらず6着止まり
アーリントンCの上がり4Fが[12.4-11.7-11.2-12.3]で京王杯2歳Sが[12.2-11.5-11.2-11.9]
1Fの違いこそあれ道中で緩むと瞬発力がないから勝負所で反応が遅れて置かれてしまっている
京王杯2歳Sのように後方からだと余計に厳しい。ただ最後まで伸びている分だけ希望はある
前走にしても踏ん張りは効いており3着アルキメデス、4着ローレルブレットとは0秒1差だ
レベルが疑問も従来の1400mらしく11秒台が連続で刻まれたききょうSの追い比べを制しているように
相対的に上がりの掛かる新中京コースは絶対に適性があるはずだし重賞なら尚更淀みなく流れるはず
父フレンチデピュティ、母父ティンバーカントリーは共にダート適性の非常に高い種牡馬で
三代母マイライフスタイルサンデーサイレンスの全妹にあたる良質な母系
近親には不良の中山記念を楽勝したトーセンクラウンがいて父Fデピュティ×母Woodman系には
重馬場の宝塚記念を逃げ切ったエイシンデピュティがおり道悪も歓迎だろう
一度叩かれて体が締まり上積み十分、7番枠でうまく我慢して脚を溜め混戦のG前で抜け出す
朝日杯FS(6着)は内枠を捌き切れずに終わったサドンストームもミニ府中で反撃必至
血統的に1400mはベストだし早くから目標を定めていた点にも好感が持てる仕上がり良好だ
トウケイヘイローは外から果敢に動いた朝日杯FS(4着)とレオアクティブを封じたくるみ賞が光る
シンザン記念は外枠の馬に用がなかったレースだが壁が作れず掛かったのも敗因のひとつとすれば
今回の距離短縮は確実に良い方向転換、あとは中央芝重賞勝ちがない父ゴールドヘイローの活力次第
Discreet Catは2歳デビューからシガーマイルH(米G1ダ8F)を含む6連勝した早期完成型の馬で
前述のG1を3馬身1/4差ちぎったのを筆頭に有名どころだとダ8FのUAEダービーも6馬身差圧勝
ストームキャット系の一本調子や新馬戦以来となる芝が鍵になるが3戦2勝のキズマ
戦績通り1400mまでは持つとみていい。あとは能力と少しでもパワーを要求される馬場になれば浮上
朝日杯FS3着のレオアクティブは道悪だと自慢の切れ味が削がれるし叩き台だと強気にはなれない
ローレルブレットはいくら最後のひと押しがきかないと言ってもさすがに1400mは短すぎる。

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