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2012/03/03 12:52

チューリップ賞

4年に一度の閏日に合わせるように幻の牝馬3冠馬レーヴディソールがターフから去った
本命には肩入れしない当方がこの大本命馬とは新馬戦から道を共にしてきただけに、
離脱した時は非常に残念だった。秋に復帰はしたが失った時間は大きく輝きは戻らなかった
レーヴディソールの姿には典型的な「スターの栄光と転落」2つの物語をみた
松田博調教師が走る馬の宿命と達観した見方で愛馬を労っていたのが印象的だった
ただ競馬はスター1頭で成り立っているものではない。毎週、毎レースごとに新たな1ページが刻まれていく。
単勝81.4%の断然の支持を集め圧倒したレーヴディソールから1年、現にその松田博厩舎から
後釜という言葉ではおさまらない化け物が次世代エースに向け着々と体制を整えている。

史上初めてキャリア1戦でG1を制したジョワドヴィーヴルの強さは内容にもはっきり出ている
前半4F48.0-5F60.2で折り合いを欠く馬もいる中、歴戦の古馬並みの落ち着きで
悠々と中団後ろで追走し直線も慌てず騒がず進路を確保すると強烈な末脚で他馬を一気に抜き去り
終わってみれば2着アイムユアーズ以下に2馬身半差をつけ子供扱いした
勝ち時計「1分34秒9」は09年アパパネと同じで特に目立つ記録ではないが、
前後半が35.1-35.3とほぼフラットでやや前傾ラップを4角10番手から差したアパパネに対し
ジョワドヴィーヴルは35.8-34.7で前後半が1秒以上違う流れを4角10番手から差した
強さの定義も色々あって一概に比較はできないがジョワドの決め手は上がり34.1以上の価値があり
少なくとも瞬発力や精神面では同世代を寄せ付けないレベルに達している可能性が高い
TRは本気度を読み解く事に重きを置くが八分程度でも成長を加味すればまず負けないはず
新装後阪神JF優勝馬は全頭が翌年のチューリップ賞で連対しており軸は鉄板だ。
ジェンティルドンナは打倒ジョワドヴィーヴルとして桜花賞での心中を覚悟している馬
この馬の能力も相当で順調なら間違いなく今回も本命だったが中間に熱発があった
調教も悪くはないし陣営からも「仕上がったから出走する」とのコメントがあるが誤算は確か
まして賞金は足りているし本番は次、これこそTR仕様の兆候があるレースとみていい
実力の有無はわかっているから今回はいかに余力を残してうまく掲示板負けできるかだ
直線で色気があっても岩田康誠はひたすら我慢。間違っても馬上で踊っては決してならない
復調途上での激走はメリットがない。ここは安藤勝(ダイワスカーレット)がやったように
ダントツの人気馬の脚をはかっていればいい。よほど惨敗しない限り桜花賞の本命は売約済み
エピセアロームも本番への権利は手にしているが一線級相手のマイルでメドが欲しい一戦
阪神JFは休み明け、少し太めで8着。意欲的な調教こそ結果を求めにきた証とみたい
あとは900万のハナズゴール以下、400万組が横一線の椅子とりゲーム
面白いのは札幌でアーデント(弥生賞出走)を破って新馬勝ちしているヒーラ
Hレベルの札幌2歳Sで強気な競馬で0秒7差5着に健闘しており侮りがたい実力の持ち主
ファンタジーステークス11着は出遅れと距離が敗因。絶好調のディープインパクト産駒でもある
トーホウアマポーラは5か月ぶりのエルフィンS(9着)こそ崩れたが牡馬相手のこぶし賞で3着
牝馬限定なら一角崩しは十分、前目で攻めたい。ウイングザムーンは順調さを欠いた分
上位評価できなかったが未勝利勝ちの舞台に戻って期待できる1頭。

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