アーリントンＣ

京成杯１０着で評価を落としたブライトラインが絶好の狙い目とみて◎をうった
その前走は1000m通過60秒4の記録だけ見ると平均ペースを先行して直線力尽きた格好だが
4F?5Fの地点で13秒0と中弛みしただけでテンの3?4Ｆまでは早い流れ
奇しくもこの厳しい展開を演出してしまったのが掛かったブライトライン
ただ黄菊賞では似たような流れを押し切っているだけに一概にペースのせいにはできない
京都1800mの500万では通用した戦法が中山2000mの重賞だとあっさり壁にぶつかる
総合的に考えると中距離での着地点は高くなかったという結論でいいだろう
ただマイルは別の話、黄菊賞は現３歳世代の指針ともなるスピードの持続力と
底力が求められた質の高いレースでマイラーならＮＨＫマイル目標でも恥ずかしくない
母の半姉にフェアリーＳやクリスタルＣを勝った快速サーガノヴェルがいる血統背景も
距離短縮魅力を大いに引き立たせる。調教は抜群、安藤勝騎手との再タッグで重賞初Ｖだ

黄菊賞は４着だった○ローレルブレットもＧ１を経験してひと回り以上逞しくなった
とくにきさらぎ賞は素質馬相手に前半から出して行き最後も失速せず５着に粘り込んだ
△アルキメデスとの先手争いや外からベールドインパクトに早目に捲られた事を考えれば
着順以上に中身がある。３走前に快勝した舞台でもう一度快走があっていい
千両賞でローレルブレットに完敗したオリービンも京王杯２歳Ｓ３着の実績馬
シンザン記念は中団より後ろの馬には全く用がなかったレースで７着は度外視
【2-2-0-0】が示すように阪神は大得意で本来の先行策なら首位戦線
アルキメデスも持ち前のスピードを短縮で生かせれば差はないはず
ダローネガ、ジャスタウェイは内枠先行有利の馬場だと能力的にも割り引きが妥当。