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2012/02/19 13:39

フェブラリーS

再び勝負の世界を海外に移そうとしている日本ダート界の雄トランセンド
JRAG1では文字通り無双状態で今回の相手に対しても勝負付けは済んでいる
しかし人間と同じように年を重ねていく以上は絶対王朝にも必ず終わりが来る
あのイチローですら昨年は200本安打どころか3割も打てなかったのだ
数年前誰がそんな姿を想像しただろうか?類い稀な精神力とたゆまぬ努力の天才も必衰
穴党は競走馬トランセンドに引導を渡す覚悟でこの瞬間を見逃してはいけない
テスタマッタの大駆けに期待する。この馬の爆発力は強敵を陥れるに相応しい
不振を脱したきっかけは東京大賞典、折り合いに苦しんだJCD(12着)を考えれば距離延長は更に厳しい
ただ陣営は凡ではなかった。レースではスマートファルコンワンダーアキュートに喧嘩を売りにいった
折り合いを欠く恐怖よりもひたすら攻めた。これでテスタマッタの闘志が戻った
前走の根岸Sは1400mでも我慢できない場面があったが最後は2着争いに加わった
シルクフォーチュンが度肝を抜くような脚を使っただけで決して流れは早くなかった
根岸Sの差は距離適性で上回ったシルクフォーチュンが弾けトウショウカズンが粘っただけ
しかしあくまで敵は現時点で遥か高みに登りつめた猛者たちで能力下降の確信もない
只出来は良い。攻め駆けしないので時計は平凡だが走る気に満ちた前向きさがある
外枠は諸刃の剣だが不利はない、ならば一昨年2着の再現があっていいはずだ。

根岸S(5着)で不覚をとったダノンカモンの巻き返しが本線。さすがに仕上がり八分で
重賞未勝利馬にタイトルが転がり込むほど甘くはないが途中のプロセスを省いてきたのは恐い
先行出来て終いも確実に伸びる、南部杯をはじめ力だけ見ればG1級
昨年は照明に驚くなど気性の若さを露呈して4着だったが心身共に本格化した今年は更に前進
東京マイルで2勝しているがトランセンドはどうしても府中向きに思えない
Hペースが予想される中で状態面に僅かな隙があれば一気につけこまれる可能性もある
逆にエスポワールシチーは平安Sを余裕残しで2着して復活を賭けたここが本気
馬にも武豊にも今の状況は優しくないが実績が呼び覚ます奇跡もある
ワンダーアキュートは武蔵野S勝ちこそあるが本質が中距離の差し馬で純粋なスピード勝負は疑問
激戦だった東京大賞典のダメージが残っているとの情報もあり軽視してみたい。

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