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2012/02/04 14:22
小倉大賞典
キタサンアミーゴは本命にした前走の万葉Sでまさかのスタート直後落馬
人馬ともに無事であったのは何よりだが正月早々さすがにこれは不吉すぎた
ただ馬は単独で賢く経済コースを走ってゴールデンハインドの2着に入線しており
まともに見てみたかったというのが本音だ(不利を被った馬もいるので複雑だが・・・)
小倉での実績は小倉記念2着。ホクトスルタンが飛ばして前半5F57秒1の超Hペースで
ラスト4F12.0-12.0-11.8-12.6の消耗戦を息の長い末脚で追い込んできたレースだ
昨年のサンライズベガ、バトルバニヤンのワンツーに代表されるように
グレイソヴリン系の得意な持久力勝負になりやすいのが小倉重賞の特徴
ダイヤモンドSを3着に好走できるキタサンアミーゴの潤沢なスタミナの源は
母父トニービンであり三代母ダイナカール、フジキセキの血とうまく融合している
小倉記念ほどの激流にはなりそうもないがエーシンジーラインにオースミスパークがいて
人気のコスモファントムやエクスペディションが早目に捲る展開だと先行勢は楽ではない
しかも小倉は開催が進んできた上に中間の降雪の影響で馬場が荒れてきており外差し有利
松田博調教師が「気が向けば」と話すようにムラ馬だが条件揃ったここで再度◎にする
アドマイヤベガ、ダンスインザダークなどスタミナSS系が強いのも小倉重賞の定番
ドリームジャーニーやサンライズマックスを輩出しているステイゴールドも当然良い
あえて○トップゾーンを上位に評価したのは荒れ馬場を考慮しての事
母父アーミジャーはダート適性が高く時計の掛かる馬場向きで実際道悪でも好走歴がある
中日新聞杯は直線内で詰まるシーンがあって完全に脚を余しての7着で再考の余地十分
エクスペディションは中山金杯の予想で「もうひと列前で競馬できれば」と解説したが
中日新聞杯より後の位置取りになってしまったところを見ると重賞での先行は苦しそう
スピードタイプで速力が削られる馬場も厳しいが相性抜群の小倉と55キロで▲
反撃の材料が集まりすぎているのが逆に怖いが△ダノンスパシーバも力は足りる。