根岸Ｓ

東京替わりが嫌われて前２走の勢いが無視されるならティアップワイルドを狙う
カペラＳ(稍重)は最内枠で直線追い出しを待たされた分ケイアイガーベラの離された２着も
進路が空いてからの伸びは鋭く「１分０９秒５」も優秀だし評価できる内容だった
ジャニュアリーＳも57.5キロのトップハンデを全く苦にせずゼンノベラーノを競り落とした
今回の問題は距離延長とコース。【3-3-0-0】のダ1200mが得意条件なのは疑いようがないが
ダ1400mも元々は主戦場としていたくらいで【5-3-2-5】これだけでは評価の下げようがない
東京も３戦３敗だが大敗したのは休み明けで距離の長かった武蔵野Ｓ(１３着)だけで
昨年の根岸Ｓ５着と休み明けの霜月Ｓ５着(０秒４差)があり苦手とは思えない
要するにこの距離で自身より他の馬がどれだけ走るかというある意味では他力本願
有力候補のダノンカモンは毎度詰めの甘い馬だし大目標が次で仕上げもぬるい
昨年の優勝馬セイクリムズンも峠を越した感じで良い頃の出来にないと伝えられている
実績的には３番手グループを形成しているしチャンスはあるはず
ワイルドラッシュ産駒が滅法強い湿り気のある馬場(発表は良)もＶを後押し
テスタマッタは東京大賞典３着後の参戦だが折り合いを考慮すれば1400mは良さそう
フェブラリーＳ２着があるように東京の長い直線も合う、差し脚が生きる展開なら勝ち負け
ヒラボクワイルドの２番人気は微妙だがギャラクシーＳが強いレースだったし
東京にも良績があり外せない１頭、幸騎手がセイクリムズンよりこちらを選んだのも怖い
大穴で充実しているゼンノベラーノと東京で堅実なダイショウジェットを手広く抑えておく。