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2012/04/07 14:38

ニュージーランドT

若葉Sオソレイユを本命にした時も触れたがカレンブラックヒルは一流を目指せる逸材だ
とにかくデビュー2連勝の内容が破格。重馬場の新馬戦(京都1600m)はスタートで出負けしたが
二の脚が早く立て直すとスピードの違いでハナを奪い前半4F47.9の緩みない流れで後続を引き連れ
4角を余裕の手応えで回り直線も気合いをつけられただけで12.0-11.7-11.7の加速で3馬身差の完勝劇
3着プロフェッサー以下には2秒以上の大差をつけておりもはや道悪の巧拙で片付けられるレベルではない、
桁違いの性能を見せつけた。勝ち時計「1分35秒3」は前週にゼロスが良馬場で勝った3歳500万の
「1分34秒9」や同開催の古馬1000万下「1分35秒4」を凌ぐ快時計でありいかに強かったかが分かる
こぶし賞(稍重)は「1分35秒8」に留まったがこれは最終週で馬場がかなり荒れていた影響で
外枠の差し馬が2、3着に入りアネモネS3着のクッカーニャマーガレットSを勝ったシゲルスダチ
内枠から先行して失速している事でも明らかなのだがカレンブラックヒルはバイアス一切関係なしで突き抜けた
時計だけの単純比較ではパフォーマンスを落としたように見えてもレースは雄弁に物語っている
ダイワメジャーは皐月賞や天皇賞秋など2000m超でも強かったが横綱相撲だったのは間違いなくマイル戦
父譲りの重厚感ある走りと卓越した勝負根性にSS系特有の軽いスピードも加わり初年度にして最高傑作候補
三代母Mrs.Pennyはヴェルメイユ賞や仏オークスを勝った馬で近親のHato ofもチャンピオンステークスや
英1000ギニーを制覇するなど世界的に質の高い一族で成長力無限大、2000m級ならばスタミナの不安もない
TRを挟んで皐月賞路線を歩むことも出来たはずだがあえて間隔を空けてここ一本の仕上げは好感が持てる
中間は坂路中心の調整でじっくり乗り込まれて直前は実戦を意識したCW追いで完璧な過程
秋山騎手は同じ平田厩舎でコンビを組んでいたグランデッツァは降りたがこの馬の手綱は絶対に離したくない

ひそかにダイワメジャーアドマイヤムーンの適性を見極める目論みもあるこのレース
やはり中山ではアドマイヤムーンの素軽いキレよりダイワメジャーの馬力だとみて
対抗はオリービン。崩れたのは先行内伸びだったシンザン記念で控えて7着だけ
阪神に替わったアーリントンCで先行して粘りながら決め手のある馬にやられるのは
いかにもダイワメジャーの特徴だ。大外枠は不利だが強引に先行するくらいが丁度いいかもしれない
外から差しが届く展開を考えれば距離延長が嫌われているレオンビスティーは盲点で面白い
ファルコンS2着がフルスロットルでサクラバクシンオーの限界にも感じるがグランプリボス
シーイズトウショウなど若い時期は意外と距離をこなす馬も多くNZTでもエイシンツルギザンが優勝している
母系はSecretariat[5×5]など米血脈で固められたパワー型で中山は自体は合うし相手には拾いたい
4番手はマイネルアトラクト。きさらぎ賞(10着)の大敗がシンザン記念の恵まれっぷりも助長するが
3着の2回ある中山マイルへの短縮で再考しておきたい。父アドマイヤマックスは中山マイルに強い、
ノーザンテーストの血を引いておりマイネルの渋とさ共々血統面でも注意しておきたい存在
セイクレットレーヴジュニアC2着はあるが本質的には東京向きでここは差し損ねる危険大。

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