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2012/04/07 00:00
忘れな草賞
残念桜花賞の意味合いよりオークスを意識して育成されてきた中距離適性以上の馬が活躍の中心
ただ近年は本番と直結せずに人気だけ吸収するケースも少なくなかったが昨年はエリンコートが
98年エリモエクセル以来13年ぶり3頭目のオークス優勝馬に輝き風向きが変わってくるか?
◎アロマティコの母ナスカ(父サンデーサイレンス)は日本ダービーでディープインパクトの2着や
宝塚記念3着など中距離を主戦場に重賞を3勝したインティライミの半妹にあたる良血で
グレートターフを楚とするこの牝系からはスマートギアやプレミアムボックスも輩出している
アロマティコが未勝利を脱したのは1400m戦だったが緩い流れで終いも時計が伸びず平凡な内容
しかしこれは距離自体は不向きながら能力の高さでカバーした裏付けだと逆説的に解釈するべきだろう
新馬戦の1800mでの競馬ぶりは悪くないし追っ付けながらの短距離より遊びのある中距離の方が溜めもきく
休み明けの前走は出負けし直後にトモを落としたから道中でもさすがに挽回しきれなかったが5着と力は見せた
直前はポリトラックで強め【6F80.1-4F50.6-1F11.6】と抜群の切れを披露しており上積みは間違いなくある
○クッカーニャはアネモネS3着、君子蘭賞2着とあと一歩のところまで来ている実力馬
とくに君子蘭賞(重)は勝ち馬には完敗だったが前半5F59.3の猛ペースを捕まえに動いての2着で価値がある
叔父にユートピア(東京大賞典2着)やアロハドリーム(中京記念)がおり2000mも守備範囲とみた
アルメリア賞を恵まれた逃げで2着に残ったキャトルフィーユはフラワーCでは一転追い込んで5着
レディアルバローザの半妹という血統面も含め将来性がありそうだがディープインパクトの内回りの分▲まで
大穴には初芝となる関東馬セイカフォルトゥナを推奨しておきたい。祖母のサンデーズシスは
サンデーサイレンスの全妹でそこにサドラーズウェルズだから大まかな括りだと近親のトーセンクラウンに
近い配合となっており父がサウスヴィグラスでも芝はOKだしパワーの要求される今の阪神はむしろ向きそう
セシリアは三代母がウインドインハーヘアでディープインパクトと同門にあたる血統だが
サンダーガルチを経由してるため芝での大成は難しく血統構成の極めて似た叔父リルダヴァル級だろう。