大阪杯

Ｇ１馬３頭が休み明けで順調さを欠いているだけに◎フェデラリストの５連勝達成とみた
重馬場の中山記念はシルポートが前半5F58.7の大逃げを打って道中は楽に１５馬身差以上離れた
道悪に脚をとられ、仕掛けの感覚を狂わされるなど試練は多かったが馬場の良い内でじっくり構えて
４角も動き出したい局面で蛯名騎手が一呼吸待った事がファインプレーで最後の伸びにしっかり繋がった
もちろん馬の能力あってこその芸当で小回り向きの器用な小脚が使えつつ弾けた時の破壊力もある
折り合いの不安もないし自在性もある、弱点が見当たらないというのがフェデラリストの現状だ
父ミスプロ系×母父サンデーサイレンスはキングカメハメハやエンドスウィープでニックス関係が証明されており
頭数は少ないがエンパイアメーカーもパワーや底力を供給する存在として今後注目していくべき種牡馬だろう
天皇賞秋１着、ジャパンＣ２着と中長距離路線の核となる存在になったトーセンジョーダンは
池江厩舎お得意の余裕残しで消す。アーネストリーは宝塚記念を制した阪神の内回りだから必勝といきたいが、
やはり休み明けとあって調教の動きが重く良化途上、オールカマーと違って相手も強いので強気にはなれない
これならば一度叩いたショウナンマイティが食い込む可能性があるはずだ。大阪城Ｓはとりこぼし感があったが
あの位置取りは人災だし太め残りも自慢の切れ味を削いだ。慎重に運べば小回り自体は不利ではない
ローズキングダムは昨秋は激戦と度重なる輸送でどんどん身体が萎んでいって力を発揮できなかった
休み明けで重賞２勝をあげているように鉄砲巧者でもある。あとは少しでも馬場が乾いてほしいところ
４歳ナカヤマナイトはＡＪＣＣが不得意の道悪とはいえルーラーシップに完敗なのが気になった。