コーラルＳ

先週の予想は酷かった。とくに日曜は本命に推した３頭中２頭が最下位に沈み
高松宮記念のジョーカプチーノも抵抗なく二桁着順に終わる崩壊っぷりでまさにどん底
思えば土曜から予兆はあった。人気サイドのアドマイヤブルーがあっさり消え
日経賞のほぼ完璧なフラグ回収も凄かった。予想を要約すると「日経賞は1倍台の凡走多数」
「博打なら逃げ」更にご丁寧にもテンジンショウグン(江田照男)の名まで持ち出している
これだけのアプローチがあってもネコパンチのネの字も浮かばず箸にも棒にも掛からない
的外れな答えになるのだから競馬は難しい。お堅い学問相手ではこうはならない
それが推理を楽しみ、緻密な予想を組み立てる競馬の面白さであり奥深さである
Ｇ１シーズン到来だけに早めの不振脱却が最優先だが消極的な姿勢こそ敵であると肝に銘じたい
穴を狙っていても当たる時はズバズバ当たるし人気馬を買っても総崩れする場合は山ほどある
勘違いしてはいけないのは置きにいく＝的中ではない事。あくまで流れを読んで冷静に対処したい。

ここはメンバーはソコソコだがオープン特別らしく人気上位でも死角が散見できる馬が多く伏兵にもチャンス
◎アドバンスウェイは３走前のギャラクシーＳ２着に走っており同じ別定の戦歴で無視はできない
当時はケイアイテンジンが飛ばす展開を内目で我慢し直線もぎりぎりまで追い出しを待った
ヒラボクワイルドには完敗だったがフェブラリーＳ２着のシルクフォーチュンを抑えている
ある程度厳しいペースの持続力勝負向きである本馬が瞬発力を問われた大和Ｓで７着なのも頷ける
すばるＳ(１１着)は出遅れ＋前残りの決着だから参考外。ギャラクシーＳは力の要る乾いた馬場だったが
２?３歳時には芝でも走っていた事や瀬波温泉特別「1分49秒5」血統を考慮すると脚抜きのいい道悪は好材料
芝を長く走って加速がつきやすい外枠も歓迎で腕っ節の強いＫ．デザーモが鞍上も頼もしい
相手筆頭は○アルゴリズム、ポラリスＳは上位３頭とは離れた４着だったがキャリアからすればこれからの存在
出負けしてスタート直後に脚を使った事も少なからず影響した。引き続き首位戦線だ
初ダートのポラリスＳで２着に差し込み新境地開拓となったファリダットは芝での実績を考えれば
目処のついた今回更に怖いが前走こそ成功したが元々スタートに不安のある馬だから▲が妥当
インペリアルマーチはスタートと位置取りが鍵、スムーズに競馬できれば得意の阪神だけに前走以下はない。