マーチＳ

コース形態上前で流れに乗れる先行馬が絶対的に有利で差し馬だと４角までに押し上げる脚力が必要だ
今回のメンバーだと実績上位はバーディバーディ、ナムラタイタン、タガノロックオンになるが
前出２頭の「休み明け」「外枠」「58kg」はいかにも厳しい。ナムラタイタンに至っては距離も未知だ
タガノロックオンもフェブラリーＳ６着だが重賞で連対なしの「57kg」人気と天秤にかけると軸では釣り合わない
これなら同じ４歳でレパードＳではタガノロックオンに先着しているタカオノボルに食指が動く
先行脚質で何と言っても道悪実績豊富で重・不良は【2-1-0-2】１６着に惨敗した平安Ｓは休み明けだった
４着のブラジルＣは差しや追い込み勢が上位を占める中で唯一先行して残っているだけに力はある
2007年以降中山ダ1800mでネオユニヴァース産駒は【22-15-9-133】で勝率、連対率良好で勝ち切れるコース
三代母ローミンレイチェルは４歳時に秋の古馬王道を完全制覇したゼンノロブロイの母であり、
成長力に関しては文句ない血統で使う毎に強くなって不思議ない。左回りに実績が偏っており
右回りを不安視する声もあってのこの人気薄だと思うがそもそも数を使われていないだけだから飛びつくべきだ
本線はアレキサンドライトＳが負けて強しだったマイネルオベリスク(父アグネスデジタル)
前半からゴールドチケット(ＪＣＤ３着)と競り合い前後半3Fが37.6-37.6だから全く息の入らないペース
それでも４角手前では捲ってきたグリッターウイング(先週の下総Ｓを勝利)を突き放してまた直線で叩き合った
重賞初挑戦にはなるが数字的裏付けは勿論の事、上級クラスでも通用する逞しさは買いだろう
スタートさえ決まれば後藤騎手で好位差しが可能なサイレントメロディ(55kgは恵量)
師走Ｓ３着のトーセンアドミラルも久々だが仕上がった。直線一本派のシルクシュナイダーはいかにも危ない。