京都金杯

◎サダムパテックの鳴尾記念は前半５Ｆ５９秒２の緩みない流れを離れた２番手集団で追走
直線も伸びたがレッドデイヴィスを交わせずショウナンマイティの末脚にも屈して３着
折り合いはついていたが急坂と早目に動いた分だけ脚色が鈍ったように見えた
２歳時からずっとマイルでこそとしつこく言ってきたルーツ(根拠)が京都マイルにある
未勝利の前半３Ｆ３５秒３-後半３Ｆ３５秒１＝「１分３４秒３」が破格の内容で
マイラーに必要なスピードと底力を既に記録で証明している
適距離ではないクラシックを闘った事による弊害はあったと思うが得た力も想像以上に大きい
人気馬にこれ以上の講釈は必要なし。岩田康誠が正解へと導いてくれるはずだ
シルポートにオースミスパークやブリッツェンが絡む展開だと昨年のようなスローはない
○ショウリュウムーンは京都牝馬Ｓ優勝を含め京都は【2-1-1-2】の得意舞台
ポートアイランドＳは牡馬相手に直線どん詰まりだったが残り１Ｆから
鬼脚で差し切ったように地力強化目覚ましいし距離短縮で久々の重賞Ｖも視野に入った
▲アスカクリチャンは父がダート重賞６勝のスターリングローズ(ＪＢＣスプリント)で
母ローレルワルツもダートのみ３勝、何故芝で走っているのか不思議な血統だが
２２戦して掲示板を外したのが１回の堅実派で骨っぽいメンバーを相手にしてきたから警戒
阪神Ｃ８着の△ヤマカツハクリュウは平均ペース以上なら面白い