愛知杯

エリザベス女王杯は札幌デビューから本命を打ち続けたレーヴディソールを印から外した
夢は見て追うことに意味があり必ずしも叶う必要はないと思うが冷静な判断は不可欠で
中途半端な気持ちは後悔を生む。結果より無事完走を願った人間には満足なレースだった
同じように３歳秋まで応援したダイワスカーレットとはエリザベス女王杯での決別後
絶頂期には関係が泥沼化したがレーヴディソールとはきっちり修復しておきたい
ただ正直今回も人気を背負う馬としてはまだ買いたい状況ではない
３歳春の距離経験の有無とは少し違うのが古馬との争いの厳しさ▲までとしたい

人気先行がいる一方で凡走する度に着実に評価を下げていくのがブロードストリート
マーメイドＳで負けたフミノイマージンとの人気差も着差を考えれば信じ難いが
その後のクイーンＳと二度も先着しているアスカトップレディに劣るのは有り得ない話
とくにクイーンＳは秋華賞馬アヴェンチュラを筆頭にメンバーが揃っていた中での４着
瞬発力勝負が向かないのは好走コースを見れば明らかだから府中牝馬Ｓ(９着)は度外視
エリザベス女王杯(１０着)は相手が強すぎただけで能力で割り引く要素はひとつもない
昨年は56キロで２着だったが今年は55.5キロでハンデキャッパーを見事欺いた
歩様が良くなってびっしり調教をこなせるようになったし本領発揮の◎だ

○ワルキューレは格上挑戦のエリザベス女王杯でも正攻法の差しで６着
条件戦で勝ち切れないもどかしさはあるが強敵相手にも一歩も引かないタイプ
アドマイヤコスモス(福島記念)やエクスぺディション(中日新聞杯４着)ら
骨っぽい牡馬と好勝負に持ち込めるだけの実力がある上の牝馬限定52キロは俄然有利
叩き３戦目で絶好調の△フミノイマージンも首位戦線
人気の一角コスモネモシンは１Ｆ長いしセラフィックロンプは展開を考えると推せない。