中日新聞杯

◎ユニバーサルバンクの前走アンドロメダＳは前半5F61秒3のＳペースで決め手比べ
好位につけた時点で勝負ありで福永騎手は直線でダノンバラードを蓋する余裕さえあった
相手関係が大幅に弱化していたがきっちり勝ち切れたのは大きかった
再三説明しているので割愛するが本来は早目に仕掛けて持久力を生かしたいタイプで
オースミスパークとエーシンジーラインが逃げる展開は歓迎できる
先行力があって器用さも兼備しているので小回りの小倉も合う
先週の重賞でも大活躍している３歳実力上位の一角として負けられない
順当ならば休み明けのアンドロメダＳで３着だったダノンバラードだが
平均的に脚を使わされる忙しいレースは本質的に不向きだと感じるし
そもそも能力の根源とされる皐月賞３着がかなり恵まれた印象で怪しい
昇級戦が初の重賞挑戦の上に休み明けと壁は高いがエクスペディションもチャンスはある
３連勝中の２着につけた合計着差が怒涛の１３馬身で上がり最速を連発
長い直線や坂のある中央場所だと不安が先に立つが無双状態の小倉なら
スター性を含めて一票投じてみたい。トップゾーンはアンドロメダＳで４角９番手ながら
直線大外に回してユニバーサルバンクと０秒１差だから内容的には凌ぐ
引き続き平坦で馬場が渋っているのは好材料だろう
マイネルスターリーは小倉重賞に強いグレイソヴリンの系統で注意
印は回っていないが叩いて益々快調の１０歳マヤノライジンは紐に拾っておきたい。